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西表島に行ってきた! ⑥ [Travel]

楽しい西表島観光も全て終わって、あとはもう帰るだけ。
最終日は早めに石垣島に渡ってランチを食べてから午後の便で帰京する予定です。帰る日のシャトルバスは予約しないといけないので前日フロントに 8:55 のバスの予約に行ったのですが、上原港から船が出ない場合には大原港に向かうことになるので、大原港の場合は 8:15 発のバスになるのだとか。むむむ。朝の40分は大きいですね…。船が上原港から出航するかどうかはフロント前にも掲示されるのですが、朝6時頃に安栄観光のWebサイトに掲載されるのでそれを見るのが一番早いとのこと。なので朝6時に起きて何度も何度もスマホで確認しちゃいましたよ。その日の更新はちょっと遅めでしたが無事に上原港から出航することが確認できたので、安心して朝食に向いました。

運の悪いことに滞在の2日目から修学旅行生が泊まっていて、前日のフロントの男性の話によると「8時まではレストランが混み合うので朝食は 8時過ぎをお勧めしたい」とのことだったのですが、船の時間があるので仕方がありません。なので最後の朝食はテーブルの大部分を男子高校生に占められ、一般客は奥の一部のテーブルに集められての食事となりました。ビュッフェなのでお料理前ももちろん男子高校生だらけです。(´・ω・`)
東京の高校でしたが修学旅行で西表島に来られるなんて羨ましいですね。ロビーに貼り出されていた内容によると(・∀・;)、連日数班に分かれてカヌーやシュノーケリングに行っていたようです。ホテル内が学校のようになっていてこちらとしてはかなり興醒めだったので、できることならこの期間は避けたかったっす。予定していたホテルのアクティビティーツアーの予約が取れなかったのも、どうやらそちらにガイドさんをたくさん取られてしまっていたからではないかとも思われ…。
ですが私の場合、そのおかげで他社さんのツアーに安く参加できて、KITCHEN inabaさんのお弁当を食べられたおかげで最終日の夕食のレストランも決められたので、その点については感謝かな。
由布島のツアーが取れなかったのは修学旅行は関係ないですが、そのおかげで夜のジャングル体験を勧めてもらえて、そのおかげでイリオモテヤマネコに会うことができたので、人生って予定どおりじゃなかったときこそ、何か運があったりしますよね。ってことを改めて感じたのでした。
あーでもやっぱり修学旅行生とは一緒になりたくなかったなー。その高校生たちはとってもお行儀がよかったのでそれで不快なことは何もありませんでしたけど、夏の間も一生懸命働いてようやく取れた休みにご褒美旅行で選んだつもりのホテルが高校生と同じホテル?? って思っちゃいましたもん。他に修学旅行を受け入れられる規模の宿泊施設がないのかなとも思いましたが、西表島まで来てちょっと悲しくなったのでした。

愚痴はさておき。
最後の朝食は気になっていた黒糖カレーを少しいただいてみました。
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朝からカレーなんて人生初じゃないかしらん?? 甘めで紅芋が入っていて私は好きだなーこれ。毎日食べればよかった。ローテーションからいくとこの日は黒糖フレンチトーストじゃなくてオムレツの日かなと思っていましたが、2日連続で黒糖フレンチトーストも出ていたので映ってませんが当然いただきました。男子高校生が前に2人並んでいたのに、シェフさんが私のほうに「先にどうぞ」と渡してくださいました。やはりホテルとしては一般客から不満が出ないように配慮されているのですかね。大人としては順番はちゃんと守るつもりでしたが、おばちゃん先にもらっちゃってごめんねぇ高校生たち。

ホテルニラカナイは星野リゾートから経営が変わってサービスが落ちているなんて口コミもあったので過度な期待はせずに来ましたが、修学旅行生と重なったのが興醒めだった以外は快適でしたよ。個人のスキルだとは思いますが初日のアクティビティデスクのお姉さんの対応が素晴らしかったのは非常に印象が良かったです。
最近のホテルには増えてきていると思いますが、連泊中に掃除やシーツ/タオルの交換が不要の場合には1日につき500円のチケットをいただけました。3泊4日だと2日分。館内で使えるということだったので売店でお土産を買うときに使わせていただきました。
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2日間の自由時間で移動できたのは島の外周の 3分の1程度。まだ大原港近辺にも行けてないのでまた西表島に来るときにはお世話になるかなと思います。次はスパも使ってみようっと。
朝食後、特に混み合うこともなくチェックアウトでき、予定どおりの 8:55 のシャトルバスで出発。フロントスタッフの皆さんが総出で手を振って見送ってくださいました。
ホテルニラカナイ西表島さん、3泊4日大変お世話になりました。
ありがとうございました!

総出で見送られたバスに乗ってほんの 10分程度で上原港に到着。
西表島に到着したときにはすぐにシャトルバスに乗り込んでしまって上原港はあまりよく見ていなかったので、帰りに行ってみるとまるで初めて見る港のようでした(・∀・;)。中に落石やヤマネコ出没などのいろんな注意事項が書き込まれたホワイトボードの地図があったので記念に撮影。帰りに見てもあまり意味がないわけですけど。イリオモテヤマネコには縄張りがあるので一度見かけると同じ場所で見かけやすいのだそうです。なので目撃情報はヤマネコを守っていくためにとても重要なのですね。前夜のガイドさんも報告の必要があるとかで場所と時刻を記録されていました。
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外にもイリオモテヤマネコの掲示板。うん、みんなで守りましょう。
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行きの船で危うく酔いそうになったので、帰りの船は酔い止めを飲んで、席も後ろのほうが酔わないというのでエアコンの利きが弱い後部座席に座って身構えていましたが、行きと違ってほとんど揺れることなく、日向側に座ってしまったのでただ暑くて汗だくの1時間となりました。なんだよー。
あ、船は予定よりも10分以上遅れて到着し遅れて出発したのですが、なんのアナウンスもなかったような。(聞き逃していなければ。) そんなもんなんですね。島の旅はゆっくりとね。
その遅れて到着した船を眺めていたら野菜やら飲料やらの大量の積み荷を次から次へと降ろしてました。こんな風に定期便でこんなにたくさんの商品がお店や施設に運ばれているのですね。台風になると物が入ってこないというニュースを見ることがありますが、やっぱり島の生活は大変そうです。

そうして10時半ごろに石垣島に到着。離島ターミナルからバスターミナルに移動して、コインロッカーに荷物を預けて急いで向かったのがサーターアンダギーのさよ子の店。サーターアンダギーはもともと好きなお菓子なので前回石垣島に来た時にも楽しみにしていたのですが、あいにくお店がお休みで揚げたてを買えなかったのですよね。他のお土産屋さんで 6個入りを売っていたので買って帰ったところとてもおいしかったので、今度はお店で揚げたてを食べてみたかったのでした。到着した時間に出来上がっていたのは、プレーン、グァバ、シナモン、紅芋、バナナの5種類。2個ずつ買って、揚げたてのグァバを食べ歩きしちゃいましたが、まあなんとおいしかったことか。フルーティーなサーターアンダギーなんてあまり味わったことがありませんが、とっても味のバランスがいいのですよね~。前に買った 6個入りにもひとつ驚いた味があったのでこれだったのかな。グァバだけもっと買えばよかった。残りのサーターアンダギーは家で冷凍しておいて自然解凍してからフライパンで温めて食べてますが、やっぱりおいしいです。サーターアンダギー好きにはたまらんですね。早めに石垣島に戻ってよかった♪

ランチはこれまた前回気になっていた食べるラー油で有名な辺銀食堂へ。こちらもとってもおしゃれなお店でびっくり。東京に戻っちゃったかのような雰囲気でした。
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その人気のラー油を使っているという石ラー麻婆丼にしてみましたが、んー、これは好みの味ではなかったかな。オシャレなお店だけど沖縄料理を食べたかった私には選択ミスでした。でも一度は行ってみたかったので満足。雰囲気はバツグンです。

その後、ミナミクロダイの姿を確認するために公設市場に寄ってみましたが、ほとんどお魚が売られていないのですよね。ポスターで確認できましたが時間帯によるのかな? お魚はたくさん捕れるでしょうにちょっと不思議な公設市場でした。
最後に前回同様、宮城菓子店さんで焼きショコラちんすこう、塩せんべいフロランタン、くんぺんなどを購入して石垣島観光も終了。宮城さんのお菓子は空港でも買えるんですけど全部見たい食いしん坊なので。えへへ。

空港バスに乗って空港に向かい無事に帰宅しましたが、バスの中でも、空港に着いてからも、飛行機の中でも、羽田からの電車でも、家に着いてからも、翌日もずーっと爆睡でした。
たっくさん歩いたもんなー。
楽しかったなー西表島。
また行けますように。
イリオモテヤマネコさん、待っててね~。また会おうね~。

神様、今回も楽しい旅をありがとうございましたー!

西表島に行ってきた! ⑤ [Travel]

由布島から路線バスでホテルに戻ったのが17時過ぎ。
この日は20時からホテルのアクティビティ「夜のジャングル体験」に参加するので、それまでに夕食を終えておかなければいけません。部屋に戻って少し休憩して18時になってから決めていたKITCHEN inabaさんに出かけてみました。10月末で繁忙期でもないだろうからと予約もせずに行ったら、入口に「閉店まで予約で満席」とのお知らせが!! ガーーーン。Σ( ̄□ ̄lll) 人気店なのねぇ。ホテルに戻るしかないかと思ったものの、ダメ元でドアを開けて聞いてみたら「カウンターなら」と入れていただけました。よかった♪
入ってみると想像していたよりもずっとおしゃれなお店。そういえば食べログの口コミにもそんな風に書いてあったっけ。メニューを見て迷っていると、お姉さんがおすすめメニューのボードを持って来てくださったので、せっかくなのでその中から島野菜のバーニャカウダと近海魚の唐揚げを頼んでみました。
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島野菜の底のほうには紅芋。もちろんゴーヤも入ってます。モロッコインゲンとオクラは東京でも沖縄産をよく見かけるお野菜たちですね。バーニャカウダソースはちゃんと温かく濃厚でおいしかった!! 大満足。
近海魚は鯛の仲間の味でしたが、甘みがあって少しねっとりしていてとっても唐揚げに合う! 子供のころ母がよく作ってくれたカレイの唐揚げを思い出しましたが、こちらもめっちゃおいしかったです。
「近海魚の唐揚げ」と聞いてまさかこんな大きな一匹がまるごと出てくるとは思っていなかったのでびっくりしていたら、お姉さんが「沖縄ではよく丸のまま揚げるんです」とおっしゃってました。丸ごと揚げるのはグルクンだけじゃないんですねぇ。火の通りがいいように背中側にも深く包丁が入れられていて食べるのにも食べやすかったです。添えられている柑橘類はシークヮーサー。初めてさわりましたが皮が薄くて柔らかくてびっくり。すだちやかぼすのような硬さはなく簡単に絞れました。こんなところでも沖縄を体験♪
帰りにお姉さんに魚の名前を聞いてみたら厨房まで聞きに行ってくださって、「チユ、ミナミクロダイですね。」と教えてくださいました。翌日石垣島の市場に魚のポスターが貼ってあったのでミナミクロダイを確認できました。そうそう、まさにこの形で揚がってました!! 沖縄名は「チユ」と聞こえたのですが、これによると「チン」だったんだな。
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KITCHEN inabaさん、とってもおいしかったです。最後の夕食も満足~。

そうして、いよいよ西表島最後のアクティビティとなってしまうのが「夜のジャングル体験」です。3泊4日なんてあっという間ですね。このツアーを初日に勧めてくださったアクティビティデスクのお姉さんによるとコースは決まっておらず、その日のガイドさんの判断で決まるのだそうな。1時間半で2,200円だし、お子様も3歳から参加できるツアーなので、ジャングル探検とは言っても夜のお散歩程度かなと大きな期待はせずに出かけました。ただ履物は長靴を貸してくださるので足元が汚れるかもしれない場所に行くのは確かなようです。その日の参加者は10人ぐらいだったかな、徒歩ではなくホテルの車に乗ってどこかに向けて出発しました。見ていると路線バスで通った星砂の浜の方向に向かっているようです。ガイドさんからは最初に「みんなで生き物を探しましょう~」と言われたので、車に乗っている間にも何かを見られることがあるようです。夜のジャングル体験となるとお客さんからはやはりイリオモテヤマネコを期待されるようで、ガイドさんの話はそこから自然とイリオモテヤマネコの話へ移っていくのですが、「イリオモテヤマネコを見たことがありますか? とよく聞かれますが見たことは何回もありますよ。でも、このツアーは200回くらいやっていて、これまでにたった 3回だけですね。」なんて話だったので、やっぱりヤマネコさんにはそう簡単に会えないよねーと思っていたのでした。
その日のその道もどうやら 1か月前くらいにその辺でヤマネコを目撃したので、再び出て来るのを期待して通ってくださっていたそうで「ヤマネコに会えなければただの遠回りです」なんて笑っておっしゃってました。あははは。
・・・と、ところが! ところがですよ!!
そんな話をしているところにイリオモテヤマネコが現れてくれたのですよ!!!
щ(゜ロ゜щ)
ガイドさんがすぐに気づいて車を止めて「ヤマネコですよ!」と教えてくださったので立ち上がって前を見ると、車前方の左側の歩道のところに立ち止まっていて、こちらをきょとんと見ていたと思ったら、すぐに車道側に入ってきて側溝のふたの辺りに座って、水を飲んでいたのか何か餌を見つけたのか、しばらくの間そこにじっとしてくれていてくれたのです!! その間にガイドさんが特徴をいろいろと説明してくださったのですが、そう、前夜のやまねこの学校で教わった特徴のまんまでした。胴長短足で尻尾が太くて耳が丸くて耳の後ろが白いのです。ガイドさんも興奮していて「ツアーで見るのはこれが 4度目ですがこんなにゆっくり見るのは初めてです」とおっしゃってました。どうやら大人のちょっと手前の亜成獣らしく「こんなに警戒心がないのは心配」とおっしゃってました。その警戒心のなさのおかげで私たちはゆっくり見られたのだけど本当に事故には遭わないでねヤマネコさん。ゆっくり姿を見せてくれたあと、突然何かに驚いたように道路を横切って反対側に消えて行きました。
ヤマネコを驚かせないためにほぼライトは消していたので写真も動画もうまく撮れなかったのですが、こちらが動画から切り出したあの日のイリオモテヤマネコさん。こんなちっちゃいのをわざわざ載せてすみませんねぇ。証拠画像ですから。記念ですから。ご容赦ください。(・∀・;)

ヤマネコさんその① 側溝のふたに向かって頭を下げて何かしてるところ。
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ヤマネコさんその② 頭部が後ろ向き。ちっちゃいしぼんやりだけど、耳の後ろが白い特徴がわかりますかしら。
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ヤマネコさんその③ 横顔。上の画像から横を向いたところです。
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ヤマネコさんその④ 正面。そしてこちらにお顔を向けてくれたところ。
顔、わっかんね~~~~~。( ̄▽ ̄;)
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こんな残念な画像しか残っていませんが、肉眼ではちゃんと見えましたし、脳裏にもはっきりと焼き付いています。めっちゃかわいかったです。(≧∀≦) あとで会社の猫好きの友人に見せたところ、こんな画像でも尻尾が普通の猫とは全く違うのがわかるとか。太いし普通の猫は座ったときに尻尾がこんな風にはならないのだそうです。
ヤマネコさんがいた時間はおそらく 5分あったかないかぐらいだと思いますが、そのあともしばらくの間、車内は興奮状態でした。ツアーが始まってほんの10分でイリオモテヤマネコが現れるなんてなんという幸運でしょう!!!
ガイドさんは最初にクライマックスが来てしまってツアーの続きの尻すぼみ加減を心配されていましたが、どれだけ尻すぼんでもこれで文句を言う人なんていませんよね。

ヤマネコさんに会えたあとはその遠回りの道を先に進んで行きました。途中で車を止めて「外を見てみてください」と言われて見えたのがヤエヤマホタルの光。蛍を見るのは子供のころ以来で感動しましたが、光っていたのは成虫ではなく幼虫なのだそうで。蛍って幼虫も光るんですね。知りませんでした! (この日 2度目の幼虫でしたが今度は姿は見えず光だけ。ほっっ♪)
そして上原港を過ぎたあたりを少し上ったところにある駐車場に到着。まずはそこで満天の星を鑑賞。辺りに灯りが何もなくて真っ暗な中で見上げた星空のまあ美しかったこと! ホテルの部屋からもよく見えましたけど、真っ暗だとあんなにもクリアに見えるんですね。遮るものの何もない大きな空いっぱいに無数の星がはっきりくっきり広がっていて吸い込まれそうでした。ガイドさんに教えていただいた天の川の様子も肉眼でちゃんとよくわかりましたよ。変な例えですが、まるでプラネタリウムのよう。いや~感動でした。多分これまでの人生で一番美しい星空だったな。

そこからは各自ライトを持って沢のようなところに入って行きました。石がごろごろあって水が流れていてカニがそこここに歩いていて。なるほどこれは長靴必須ですね。暗くて周りがよくわからなかったのですがそこは湿地帯の中とのこと。なのでミナミトビハゼも見られましたよ。カニもミナミトビハゼもどっちかちゅうと夜よりは昼間に見たかったですけど( ̄▽ ̄;)。歩いているときに周りで聞こえていた「ホホッ・・・ホホッ・・・」という鳴き声はリュウキュウコノハズクだったそうです。姿は見えませんでしたがこれは夜ならではの体験ですね。
ということで、確かにイリオモテヤマネコが登場しなかったらクライマックスなしのツアーだったかもしれませんが、星と蛍とコノハズクの鳴き声で私は満足でした。ヤマネコさんに会えなくてもまた行きたいです。

3日目も何もかもが楽しかった!
この日の歩数は21,179歩。この日も歩いたーーーーー!! (≧∀≦)


西表島に行ってきた! ④ [Travel]

3日目は個人で由布島(ゆぶじま)へ。
由布島は西表島近くの小さな島なのですが、遠浅のため水牛車で15分ほどで渡れます。由布島そのものよりも交通手段の水牛車のほうが観光としては人気なのかもしれません。という私も水牛車が海を渡っている写真を見て興味を持ったのですが、今回由布島全体が亜熱帯植物園と知って、植物園好きなもので水牛も植物園も楽しみにしていたのでした。
こちらが初日にアクティビティデスクのお姉さんにいただいた時刻表。路線バスと水牛車の行き帰りの乗り継ぎのいい時間にお姉さんがちゃちゃっと印をつけてくださいました。
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行きはホテル敷地内にあるバス停から10:55の路線バスに乗ると12:15の水牛車に乗れます。帰りは13:30か15:30の水牛車に乗ると14:15か16:20の路線バスでホテルに戻れるとのこと。思ったよりも効率はよろしくないですが、由布島の植物園をゆっくり見て回りたかったので遅いほうで帰ることにしました。ゆっくりしに来たのですから、ゆっくり過ごしましょう。
運賃はこの時刻表裏面の運賃表で確認できるのですが、ホテルから由布島までは片道830円(約60分)なので 1,030円の1日フリーパスがお得。このフリーパスで由布島の水牛車が10% Offにもなるので、出発前にアクティビティデスクで買っておきました。

ということで10:55まではゆっくりできるので、朝食をとる前に 7:15からおめざめマングローブストレッチというホテルの無料アクティビティに参加してみました。この日の参加者は10名ぐらいだったかしら。ロビーに集合してインストラクターのお姉さんに続いてマングローブのビーチまで10分ほど歩きます。朝のビーチは気持ちいいなぁ。こちらがストレッチを行うビーチ。
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ヨガのようにまずは目を閉じて呼吸を整えるところから。その後、徐々に手足を動かしてストレッチをしていくのですが、激しい動きはないものの、その間にも東側のお日様が徐々に高くなっていって日差しも強くなり、うっすら汗をかきました。
足元のぶつぶつは一体なんだろうとストレッチをしながらも気になって注視していたら、それぞれの小さな山の中心あたりにカニ穴があって、ときどき数ミリの透明のカニがせっせと砂団子を運び出していました。調べてみたところ、コメツキガニかしら。砂団子はプランクトンを食べたあとに吐き出した砂なのですね。ものすごい勢いで砂団子を運び出しているカニが1匹いましたが、あのカニさんは朝食の真っ最中だったのだな。
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ストレッチに参加したおかげで行く余裕がなさそうだったビーチにも出られて満足満足。

体が目覚めたあとに朝食です。
前日はシェフがオムレツを作っていた場所がこの日は黒糖フレンチトーストに変わっていたので、迷わずいただいてみたらおいしかったー! 生クリームはお好みで乗せるのですが、フレンチトースト&バナナ&生クリーム&黒蜜を一緒に食べるととってもおいしかったです! おすすめ~。
↓これ、実は 2個目です。えへへ。小さいのでペロっでした。
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朝食後もまだまだ余裕があったのでホテルの写真撮影などして時間潰し。
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ようやく10:55の路線バスに乗って出発です。アクティビティデスクで購入したときにもらった黄色い紙をバスの運転手さんに渡して、1日フリーパスの実物を受け取りました。乗車中、前夜のやまねこの学校で習ったヤマネコ注意の看板やゼブラゾーンが何度も出てきたので、これかーと思いながら乗っていたのでした。知らないより知ってたほうがやっぱり楽しい♪
海を眺めながら県道を1時間ほど走って由布島に渡る水牛車乗り場に到着。チケット売り場でフリーパスを見せて10% Offの1,260円で入園券を購入しました。…入園券?? 由布島の植物園の入園券に水牛車が含まれているのですね。あちらのレストランで入園券を見せるとマンゴージュースをいただけるそうな。水牛車の時間まで10分以上あったので、水牛車乗り場まで先に行って写真を撮っていたら、他のツアー客向けの水牛車に一緒に乗せてくださるとのことで予定より早く乗ることができました。ラッキー♪
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私が乗った水牛車の水牛は爽太くん 5歳。(多分この子↑)
最後尾に乗車したので引いてくれている爽太くんは撮れませんでしたが、遠ざかっていく風景を撮影。
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そして、途中ですれ違う水牛車。
・・・・・あれ? 海が?
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着くころにはこんなことになってました。長靴で歩いて渡れそうですね。
潮位によってはこんなことになるようです。ちょっと思ってたんと違う? (・∀・;) などと思うのも旅はまた楽し。

島に着いたら係の人にレイをかけられ、途中まで案内しまーすと連れて行かれたのが水牛さんとの写真撮影&即売場。なるほど...。(・ω・`;) しかも何やら水牛の角のポーズとハイビスカスのポーズでの 2枚分。若者にはいいでしょうがおばちゃんにはちょっときつかったっす。ちゃんとやりましたけど。満面の笑顔で。水牛さんとの写真は記念に買ってもいいかなーと思いましたが、出来上がった写真の顔があまりにも太っていたので止めときました。
観光ビジネスもいろいろと大変ですよね。お姉さんたちはとっても明るく元気で努力されているな~と心から思いました。なのに買わなくてすみません。私が太っていたばっかりに。

そのあとは自由行動です。植物園を楽しみにしていたものの、島全体に亜熱帯植物がたくさん生えていて時々植物名が表示されているだけだったので、イメージしていた植物園とは違っていました。もっとたくさんの種類の花があって、植物名ももっと表示されてるのを想像していたので、ちょっと残念でしたが、まいっか。亜熱帯の植物を間近で簡単に見られればそれで感謝です。

とりあえず蝶々園から見学。オオゴマダラという蝶の「黄金色の蛹」が見られるというので行ってみました。確かに見たことのない色の蛹でしたが、「黄色」と言ってもいいような…。( ̄▽ ̄;) そして蛹がいるということは近くに幼虫もいて叫び声をあげそうになりました。そうかそうか。そうよね、幼虫もいるわね、そうよね。 油断しました。(←幼虫苦手。)
しかしこの黒と赤の幼虫から黄色…もとい黄金色の蛹になって、白と黒の蝶になるなんて不思議~。オオゴマダラの色素不思議~。成虫のオオゴマダラも園内にいましたが大きくてとっても優雅に飛んでいてうっとりしました。蛹以上に成虫の飛ぶ姿に一見の価値がありましたよ。
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わかりにくいですが蛹の写真。落ちないようにワイヤーで留めてあるようです。色が薄い蛹は羽化後で割れていたので、色の濃い真ん中のやつはまだ羽化してないのかな? きれいな黄(金)色です。蝶の大きさのわりに蛹は小さめなのですね。他の蝶もこんなものなのかな。
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蝶々園の入口前辺りにとっても小さなシジミ蝶もいましたよ。私にはとっても珍しかったのに蝶々園の中に入れてもらえてなくてお気の毒でした。

その後、レストランで昼食。八重山そばの焼きそばにしてみました。素朴な味の焼きそば。あまり期待していなかったのにとっても好みの味でした♪
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遅い便で帰るので時間はたっぷりあります。なのでゆっくり隅から隅まで回りました。ところどころに水牛や他の動物の像が置いてあって記念写真が撮れるようになっていましたよ。方向音痴なものでいつの間にか通った道に戻ってましたが、おそらく2周くらい見て回ったんじゃないかなぁ。
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2周して歩き疲れたので予定よりも早めに西表島側に戻ることに。
帰りの水牛車はちゃんと海の中でしたよ。そうそう、このイメージですよね♪
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時間がたっぷり余ってしまったので、西表島側の水牛車乗り場のバス停で本を読みながら路線バスを待つことに。もう夕方で日射しもなく、心地よい風が吹いていました。スケジュールを詰め込み過ぎて動き回ってばかりの旅が多い私にとっては、旅先の見知らぬバス停で本を読みながらバスを待つというのもなかなかいい経験。
帰りのバスはほとんど貸し切り状態。途中で大きめの鳥がバスの前を横切って街灯に止まったのですが、運転手さんがカンムリワシだよと教えてくださいました。この旅 2度目のカンムリワシ! トレッキングのときよりもはっきり姿を確認できて嬉しかったです。
路線バスの旅もまったりしていいなぁ、うん。


西表島に行ってきた! ③ [Travel]

トレッキングからホテルに戻ったのが15時とまだ早い時間だったので、ホテル近辺をちょっと歩いてみることにしました。
島のスーパーを見てみたかったのとぷーらという雑貨屋さんに行ってみたかったので、ホテルから上原港方面に向かってみようかと。
ということでホテルの周辺マップを手に出発!

ホテルを出てすぐのとこにあるのがトレッキングツアーのお弁当を作ってくれたレストラン、KITCHEN inabaさん。目立ちますね~。
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この県道215号線を歩いて行きますよ。
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途中に小さなレストランや体験工房などを確認しながら、てくてくてくてく歩いて30分くらいでスーパー八重さんに到着。小さなスーパーでしたが食料品や日用品など東京の同じ規模のお店に比べると多様な商品を扱っている印象でした。ちょっとだけ沖縄土産も置いてましたよ。
しかし私が一番反応したのがこちら。東京ではなかなかお目にかかれない大好物のカールうすあじを発見したので思わず記念撮影。買って帰っても間違いなくスーツケースの中で粉々になってしまうので諦めましたが連れて帰りたかったわ。
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スーパー八重さんからもうちょっと歩いて目的地のぷーらさんに到着。ホテルの売店にぷーらさんのTシャツが置いてあったのですが欲しいサイズがなかったのでお店まで探しに行ってみました。(サイズがないものはお店に行ってみてくださいと売店に書いてあったのでした…。) 思ったよりも小さなお店でしたが、ほしかったヤマネコのTシャツは他にもいろんな色があったのでわざわざ行ってみてよかったです。が、11月で閉店されるのだとか。残念ですね。
ということで予定のヤマネコTシャツとくちゃ石鹸を購入。くちゃ石鹸は洗顔用なのですが、くちゃとは沖縄の粘土のことだそうで粒子が細かいので毛穴の奥の汚れがとれるのだそうです。スペシャルとスペシャルではないのがありましたが、せっかくなのでホホバオイル使用のスペシャルなほうを買ってみました。洗顔石鹸は普段使ってるやつがありますが、いつ使いますかね…?

この日の夕食はホテルのレストランパナリのイタリアンを18時に予約してみました。こちらがその日のプリフィックスメニュー。
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前菜3種盛り合わせ。
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島野菜のミネストローネスープ。
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やんばる鶏のソテージュとビネガー風味のソース。
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ジーマミー豆腐風パンナコッタ。
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期待が大きすぎたのか正直に申し上げて期待したほどではなかったかな。でもメインのやんばる鶏はとってもおいしかったです! 他のお料理でも食べてみたくなるしっかりした味のおいしい鶏肉でした。チキン好きの皆さん、やんばる鶏、おすすめです! (・∀・)b
あと食後のコーヒーにお砂糖の代わりに黒糖が出されたので試しに入れてみたらコクのあるおいしい甘いコーヒーになりました。これは好きだなぁ。普段はブラックですが、お家でもやってみようっと。

夕食が終わっても 2日目はまだまだ終わりませんよ。夕食後は19:15からホテルのロビーで行われるやまねこの学校に参加してみました。
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やまねこのことだけでなく西表島のこと、西表島に住む他の動物たちのことなども教えてくださるのでいろいろと島の観光の参考になりました。ニラカナイに泊まられるかたでご興味のあるかたは滞在中の早めの日に参加されることをお勧めします。
もちろんイリオモテヤマネコについては一番詳しく、特徴や保護のために島で行われていることなどを教わりました。イリオモテヤマネコは現在100頭ほどいるらしいのですが、年に数頭が交通事故で亡くなってしまうのだとか(T_T)。そのため数種類の道路標識や看板でドライバーに注意喚起したり、ヤマネコに車が来るのを音で知らせるためにゼブラゾーンが設定されたり、ヤマネコやほかの動物たちが危険を冒して県道を横断せずに県道の下を通れるようにアンダーパスが作られたりしているのだそうです。ドライバーの皆さんもヤマネコさんたちもほんっとうに気をつけてくださいねっ。
イリオモテヤマネコとトレッキングのときに上空を飛んでいたカンムリワシは特別天然記念物ですが、この日はたまたまホテルの敷地内を歩いていたという特別ではない天然記念物のセマルハコガメさんを見せていただけました。背中が丸いのでセマル、ハコガメというのは体を甲羅の中に引っ込めたときに完全にふたをしちゃうカメさんなのだそうです。
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…といった特徴が全く撮れていないロクでもない写真ばかりですが20cmくらいのセマルハコガメさん。かわいかったです~。(≧∀≦) この後、自然界に戻って行かれました。
最後に製作費70万円(だったかな?)のイリオモテヤマネコ像の写真を撮って解散。
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イリオモテヤマネコは耳の後ろが白いのが特徴だそうなのに後姿を撮り忘れてしまって残念っ。

トレッキングに始まり、やまねこの学校で終わったこの日のスマホの歩数計は24,297歩。歩いたーーーー。


西表島に行ってきた! ② [Travel]

西表島 2日目はジャングルトレッキング。
9:15お迎えなので朝食は早めに7時から。朝食もイリティダでビュッフェです。
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人参シリシリとモズク酢、ナーベラのお浸しが沖縄らしいでしょ? 映ってませんが、パン皿には真っ黒に焦げた黒糖パンも乗っております。ちょっとトースターから目を離した隙に見事に焦げておりました…(・ω・`;)。焦げた匂いが辺りに充満していたので急いでトースターから取り出してそそくさとその場を立ち去りました。パンをトーストするときには離れないでね! (・∀・;)b

ジャングルトレッキングのコース内容は浦内川のマングローブ林を遊覧船で30分クルージング→2時間トレッキング→マリュドゥの滝、カンピレーの滝→昼食休憩→1時間トレッキング→遊覧船で30分クルージングという内容。行きの2時間と帰りの1時間のトレッキングは同じ2.2kmの距離。ただ歩くだけだと40分ほどで歩けるらしいので、行きはガイドさんの説明を聞きながら、帰りは黙って同じ道を戻ってくる感じかしらと思っていましたが、帰りにもたっぷりお話を聞きながら帰って来ました。
ジャングルトレッキングと言っても道のない鬱蒼と樹々が生い茂っているところを分け入って進むわけではなく、細いながらもちゃんと道のあるところを進むのでジャングルを探検してるって感じではなかったですね。あまり傾斜のない山登りって感じ。気温は30度超えなので汗だくになりますが、樹々のおかげで日陰も多く、ガイドさんの話を聞きながらのため歩きっぱなしでもないので、歩くのが苦でさえなければ楽チンの初心者用コースです。ガイドさんによると、だいたい1万歩のコースとのこと。
ただ、ところどころに高い段差があるし、水が流れているところを渡るので、リュックや濡れても大丈夫な歩きやすい靴は必須ですね。雨の日も雨ならではの体験ができるので雨天決行だそうですが、雨の日は私のような山道に慣れていない初心者にはちょっと歩きづらそうなコースでした。雨なら迷わず私はパスですね。えへへ。

ということで、船乗り場でお弁当とお水を受け取ってリュックに詰めて出発。まずはマングローブや川の説明などを聞きながら30分のクルージングです。
マングローブというのは固有名詞ではなく熱帯や亜熱帯の汽水域に生育する植物の総称なのだそうで、浦内川で見られるオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギなどの種類の説明がありました。種類によって根の張りかたが違って、私がこれまでマングローブと認識していたのはオヒルギだったことがわかりましたよ。
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船を降りてからいよいよ2時間のトレッキング。ガイドさんが途中で見つけた生き物や植物について説明してくださるのですが、生き物を見つけるのの早いこと。枝の裏にトカゲがいるのも、枝からはみだして見えている脚の部分だけでトカゲがいると気づくのだそうで。さすがプロですね。
ピンボケですがサキシマキノボリトカゲ。保護色です。
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サキシマカナヘビ。こちらは黄緑色。わかるかな?
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写真が撮れなかったイシガキトカゲは青い尻尾がとてもきれいでした。

ヒカゲヘゴのでっっっかいぜんまい。なんと食べられるそうです!
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わかりにくいですがオキナワウラジロガシの板根。こういう広い形の根があるのは知ってましたが、バンコンという言葉は初めて知りました。クヌギよりも大きな丸いどんぐりがあちらこちらに落ちていましたがリュウキュウイノシシの好物なのだそうです。
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ということでリュウキュウイノシシさんの足跡と荒した跡だそうです。
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ギランイヌビワ。わかるかな、幹から直接、実がなるんですって。実(花)には共生関係で受粉してくれる蜂が寄生しているのだそうです。
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そんなこんなの説明を聞きながら、ようやく辿り着いたマリュドゥの滝は展望台からの鑑賞のみ。以前は近くに降りられたのだけれど転落事故があって入れなくなったのだそうで。近くで観たかったですけど転落はしたくないので仕方ないですね。脇を通るときに音でその場所が確認できます。
奥のほうにちらっとカンピレーの滝も見えていますよ。
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展望台から15分ほどでそのカンピレーの滝に到着。こちらは落差がないタイプの滝ですが、水量も長さもあってなかなかの迫力です。
折り返し地点になるのでここでしばし休憩。落差がなくてもやっぱり滝のそばって気持ちがいい。
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休憩後に再び展望台に戻って、マリュドゥの滝を眺めながらランチです。
船乗り場からリュックに入れてせっせと運んできたランチがこちら。
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箸先が箸袋から突き出ちゃってるのはご愛敬(・∀・;)。
ホテル主催のツアーだと8,700円のところ、参加した他社さんのツアーだと7,000円。内容は同じだそうなので、お安いのは嬉しいけれど、1,700円の差はお弁当の差かしらん…?とお弁当にはあまり期待していなかったのですが、なんと島で人気のレストラン、KITCHEN inabaさんのお弁当でした♪
沖縄らしく揚げ物多めでしたがとってもおいしかったです。最終日の夕食をホテルにするかKITCHEN inabaさんにするかを迷っていたのですが、このお弁当のお味でKITCHEN inabaさんに決定! (・∀・)v

帰りは同じ道を戻るのですが、帰りもガイドさんの説明付き。ネタは盛り沢山ですねぇ。
白く巻き付いているのが締め殺しの木と言われるアコウ。こ…怖い。
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写真は撮れませんでしたが、特別天然記念物のカンムリワシが 2羽上空を回りながら飛んでいるのを教えていただいて鳴き声も聞けたし、リュウキュウイノシシの子供 2頭も見られました。ウリ坊かわいかった~♪(≧∀≦)

トレッキング後は水量の増えたマングローブ林を遊覧船で再び眺めながら船着き場に戻ってツアーは終了。
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あ、送迎付きなのでホテルまで送っていただきましたよ。
ということで満足満足のトレッキングツアーでした。
ガイドさん、同行の皆様、大変お世話になりました。
ありがとうございましたー。楽しかったー。


西表島に行ってきた! ① [Travel]

またしてもひっさしぶりの更新になってしまいましたが。
今年の夏は仕事のスケジュールがいっぱいでようやく夏休みが取れたのが10月末。それでもやっぱり夏気分を味わいたいということで、今年の遅い夏休みは10月末の西表島に行って来ました。
2年前に石垣島に行ったときにいろいろなオプショナルツアーを眺めていて、西表島へのオプショナルツアーはかなりガッツリなものばかりだったので、西表島には石垣島のついでではなく、ゆっくり別で行ってみたいなーと思っていたのが早めに実現できたのでした。

西表島には石垣島離島ターミナルから高速船で渡ります。石垣空港から離島ターミナルまでは路線バスで向かいましたが、臨時バスが出ていたので予定していたよりも1つ早い船に乗ることができました。臨時バスに乗る前に船の割引券(260円)もいただけたしバス会社の東運輸さんに感謝~。
西表島には大原港と上原港があって私が泊まったホテルニラカナイ西表島は上原港が最寄り港。石垣島から上原港までは船で約1時間でした。乗り物酔いするくせに何の準備もしていなかったので、かなり揺れて船酔い一歩手前の危ないところでしたが、帰りは全然揺れなかったので天候や時間帯にもよるのでしょうね。
上原港からホテルのシャトルバスに乗ってホテルに到着。
ホテルはこんなお部屋でした。夕方なのでちょっと暗いですが。
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お部屋にはコーヒーマシンがありました。これは嬉しい!d(゚∀゚)b 3種類 2個ずつのコーヒーカートリッジが置いてあって、飲んだ分は翌日補充されていました。
星座早見盤があるのも嬉しい。滞在中は月が出ていなかったので星が本当に美しかったです。波の音を聞きながら眺める満点の星、幸せ~。と、結局ほんの数分で部屋に戻るわけですが。満月の日には当然星は見えにくいそうなので、満月から遠い日程でラッキーでした。
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部屋の確認が終わったら、翌日からのツアーの予約のためにアクティビティデスクへ。3泊4日なので完全に自由なのは2日間。車がないのでツアーが頼りです。
しっかり予習をしてきたので、1日目はホテル主催のマリュドゥの滝とカンピレーの滝を回るジャングルトレッキング、2日目は他社主催の由布島+仲間川クルージングと決めていたのですが、なんとトレッキングは2日ともいっぱいで予約不可、由布島を含むツアーは他社にもないとのこと。がーーーん。Σ(゚д゚lll)
由布島のツアーはネットでは西表島発のものも見つけていたのですが、必ず石垣島での受付が必要と書かれていたのはホントだったのだな。なんか納得いかないけどまあいいや。
トレッキングについては全く同じ内容で他社のものがあるとのことでそちらを予約していただき、由布島には個人で路線バスに乗って行くことしました。2日目の予定が由布島だけになってしまったので、デスクのお姉さんに追加のお勧めを聞いてみて、ホテル主催の夜のジャングル探検に参加してみることにしました。
2日とも予定どおりの予約が取れなかったのは残念でしたが、デスクのお姉さんの対応が素晴らしかったので、気持ちよくその場を去ったのでした。

ホテルニラカナイさん、ちょっとめんどくさいことに夕食は全て要予約。
初日の夜はホテル内のレストラン「イリティダ」のビュッフェに行ってみることにしました。本当はあまりビュッフェは好きじゃないのですが沖縄料理が食べたかったので沖縄料理も含まれているこちらにしてみました。
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石垣牛シチュー、ミーバイのちり鍋、麩チャンプル、モズク酢、さつま揚げ、かまぼこなどなど。この後、八重山そばのお椀もいただきました。どれもお味はよかったですけど、そんなに量は食べられないので4,500円のもとを取るのはちと難しいですね。好みの味だったさつま揚げとブルーシールアイスはもっと食べたかったなー。
テーブル番号のプレートが猫の足跡でかわいかったのでデザートと一緒に撮ってみました。(・∀・)
因みにホテルのタグもイリオモテヤマネコ。西表島がある竹富町のゆるキャラ「ピカリャー」だそうです。お腹の柄に西表島が!
やはり西表島はイリオモテヤマネコ押しですね♪ (・∀・)b
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そんな西表島の初日でした。
あ、気温は10月末なのに30度超え。いいぞー西表島!


2015 夏休み 5日目:那智の滝 [Travel]

ブログを書く習慣から離れていたのでなかなか進みませんねぇ。記憶が薄れてきましたが、5日目の朝食から。
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朝食も2年前とは少し趣が変わっていましたが、いろいろなものが少しずつ食べられるという女性には嬉しいスタイルはそのまま。そしてもちろん朝食もとってもヘルシー。明るい朝日の中で食べるとさらにおいしい♪ (・∀・)。
今回は予約がいっぱいで1泊しかできませんでしたが、やっぱり次回は2泊してみたいなぁ。

朝食後、少し時間があったのでお部屋に置いてあったお散歩マップを持って、ホテル近くの遊歩道を40分ほど歩いてみました。
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ホテルにあったのはこちらの地図をホテル用に編集したもののようでしたが、東の端の「カンドリーロード」と書かれている梶取崎と燈明崎の間のあたりの遊歩道で、ほとんどずっと木陰の苔むした道でしたが海がすぐそこなので、日陰なのにずっと波音が聞こえているというとても嬉しい遊歩道でした。
「梶取」と書いて「かんどり」と読むらしいので「カントリーロード」と「かんどり」を掛けて「カンドリーロード」なのだな。なるほど…。
私がお散歩している間、友人は朝の露天風呂に行っていました。ホリスティックリゾートの温泉、大きくはないのですが露天風呂もあってとっても気持ち良いのです。パジャマとスリッパとは別に館内用の部屋着やサンダルも用意されているので、温泉好きの人には過ごしやすいホテルだと思いますよ。温泉好きではないので私は夜1回のみでしたけど。(・∀・;)

ということで、短い滞在でしたが今回も大満足でチェックアウト。ホテルの車で紀伊勝浦駅まで送っていただきました。前回の熊野三山めぐりで一番気に入った那智の滝、今回はもっとゆっくり眺めたくて那智の滝だけに再訪です。
紀伊勝浦駅から那智の滝までは熊野交通の路線バスで約25分、往復切符で1000円。前回、熊野三山めぐりの定期観光バスに乗ったバス乗り場と同じところからの乗車なので同じ待合室のコインロッカーに荷物を預けて出発~。

那智の滝は飛瀧神社の御神体。
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鳥居からはまだ滝は見えませんが石段を昇り降りする間に姿が見え始め、少しずつ近づいて行きます。
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拝観料を納めて一番奥まで進むと飛沫を浴びながら眺めることができます。マイナスイオンだけではない浄化のパワーを感じる場所でなかなかその場を離れられません。そんなかたが他にも多数。旅の最後にふさわしい場所でしたわ。いろんな不要なものを全て洗い流してもらったように気分がすっっっきりしました。リセットしたいかたにおススメのパワースポットです。
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11:30に紀伊勝浦駅に戻ってランチ。夏休みの旅のラストランチは駅前のbodaiさんでまぐろ中トロかつ定食、1500円をいただきました。
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想像していたよりもきれいなお店で、想像していたよりも小さめのカツでしたが、想像していたよりもおいしかった~(≧∀≦)。レアのカツというのに興味があって他では食べられそうになかったのでこちらにしてみましたが、本当に食べたことのない味。まぐろっぽさはあまり感じないのですが、おろしポン酢がとっても合う! 火を通したまぐろはそんなに好きじゃないので、私にはこのレアがよかったわぁと思いました。お店を出るころには数名が並んで待っていたので12時前に入ったのも正解でした!

こうして食いしん坊は食いしん坊の神様に導かれて今回も無事においしい旅を終えることができました。感謝~。
あ、海遊館もUSJもアドベンチャーワールドも楽しかった~。食いしん坊の神様以外の神様、那智の滝の神様もありがとうございました。
次回も楽しい旅になりますように。
タグ:紀伊勝浦

2015 夏休み 4日目:アドベンチャーワールド [Travel]

夏休み 4日目は今回の旅のメインイベント、双子の赤ちゃんパンダに会いに行きますよ。

その前にラフォーレ南紀白浜の朝食。ビュッフェスタイルで和食と洋食から選べます。前回は選択肢が少なくてかなりがっかりした記憶があったのですが、今回は前回とはかなり様子が変わっていて、その場で作ってくれているだし巻きたまごなんてものもあり、お味噌汁の具を自分で選べたり、結構いい感じでした。なんじゃこりゃなお皿になっているのは私の選択のせいなので写真は小さめに掲載(・∀・;)。
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よく考えずにだし巻きたまごと温泉たまごを両方選んでしまったわ…と思いながら席に戻ったら友人も同じで笑っちゃいました。これ以外に健康のためにスムージーのようなジュースも一口サイズで提供されていましたよ。結構なゴボウ味でした。ごちそうさまでした。

朝食後、ホテルをチェックアウトしてタクシーでアドベンチャーワールドへ。
現在アドベンチャーワールドにいるパンダは7頭。お父さんの永明(えいめい)、お母さんの良浜(らうひん)、双子の海浜(かいひん)と陽浜(ようひん)、前回来た時に赤ちゃんだった子パンダの優浜(ゆうひん)、双子の赤ちゃんパンダの桜浜(おうひん)と桃浜(とうひん)。
双子の姉妹で桜浜と桃浜だなんて何度聞いても素敵な名前♪ (・∀・)d  …お誕生日は春ではなく12月2日ですけど素敵だからいいんです。
家系図はこちらをご参照ください(笑)。

今回もアドベンチャーワールドはパンダ好きにはまるで天国のようでした。パンダ見放題、写真・ビデオ取り放題。赤ちゃんパンダがいてさえこんなに堪能できるのですから来ないわけにはいきません。
アドベンチャーワールドはかなり敷地が広いので、パンダは入口に近い「PANDA LOVE」と奥のほうの「ブリーディングセンター」の2か所に分けて公開されています。赤ちゃんパンダとお母さん、お父さんはブリーディングセンターに、お兄ちゃんお姉ちゃんたちはPANDA LOVEにいました。
今回最初に会えたのは海浜(かいひん)。PANDA LOVEの屋外の岩の上で寝てました~。まだお腹いっぱいになる時間ではないと思うので二度寝中だったのかしらん。日向ぼっこは気持ちよさそうでしたけど。
前回赤ちゃんだった優浜(ゆうひん)はすっかり大きくなっていて、陽浜(ようひん)はソフトモヒカンがそのままでかわいかったです。
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子パンダさんたちを堪能したら、急いで赤ちゃんパンダのいるブリーディングセンターへ。9月はまだ暑かったので屋外ではなく屋内にいました。屋内だとビデオも写真もガラス越しになるので自分はもちろん他の観客の皆さんや背後のパネルなどが映りこんでしまいますが仕方がないですね。見ている間は夢中で気にならないのですが、あとで見返すとちょっと残念なことになっています(´・ω・`)。
そんな残念なビデオからの切り出し写真がこちら。
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…多過ぎ?
いやもう本当にかわいいのなんのって。三百六十五日四六時中眺めていられたらどんなに幸せでしょう。赤ちゃんパンダがいる間は白浜に住みたい…。
飼育員さんのお話によると元気に遊んでいるのは午前中で、午後はお昼寝しちゃうそうですが、朝一は本当に元気いっぱい遊んでました。前回の優浜もかわいかったけど、双子だと赤ちゃんパンダ同士でじゃれあっているのでかわいさも倍増ですね。特にパンダ好きというわけではない友人もメロメロでした。なのでパンダに特別興味がないかたにもおススメです。きっと癒されますよ♪
今度来る頃にはもう2頭とも大きくなっているのだなぁ…。おばちゃん寂しい…(´;ω;`)。

赤ちゃんパンダに癒された後は前回感動した「マリンライブ」というイルカさんたちのショーへ。
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今回もやはり感動的なショーでした。カマイルカ、バンドウイルカ、オキゴンドウの総勢十数頭の皆さんがフィナーレで一斉にジャンプするところは本当に大迫力。いや~素晴らしい。最近はよそのショーを見ていないので比較できませんが、おそらくよそより素晴らしい!! (・∀・;) こちらのショーも本当におススメ。
普通は動物園と水族館の両方に行かないとパンダとイルカショーは見られませんからね。お得です♪ (・∀・)b

イルカショーの次はケニア号という電車のような車に乗ってサファリワールドをぐるっと見て回ってみました。出発前にグループごとに記念写真を撮るとかで「ガオー」と言ってライオンのポーズを取ってくださ~いみたいなことを係のお姉さんに言われたので、おばちゃん2人でちゃんと「ガオー」と言ってポーズを取ってみました。30分弱のゆるいツアーでしたが、隣りの関西弁のお母さんの全く途切れない会話なども含め、なかなか楽しかったです。ツアーが終了すると最初に撮った写真が出来上がっていて、いい「ガオー」が撮れていたので記念に買って帰りました。

スケジュールの都合で今回もアドベンチャーワールドは午前中だけでしたが十分満足できました。が次回はもっと長く滞在して、是非とも有料(7000円!)のパンダラブツアーに参加したいと思っております。

午後はまた特急くろしおに乗って前回も泊まった太地町のホテルホリスティックリゾートへ。2年ぶりに訪れたホテル、施設自体は変わっていませんが前回はもうちょっとフレンドリーだったサービスが少し高級志向に変わっているような気がしました。目指す方向はこちらなのでしょうね。とってもこぢんまりしたホテルですが、居心地の良さは前回から変わりありません。前回も今回も滞在時間は夕方から朝までととっても短かったのですがやっぱり来てよかったと思えるホテルでした。
せっかくなので今回もアロママッサージを受けてみました。セラピストさんは前回とは違うかただったので前回のようにお上手かしらと気になりましたが心配無用でした。前回は10種類くらいのアロマオイルから香りで選んだのですが、今回はカウンセリングをしながら1からオイルを作ってくださいました。友人は気になる症状に合うように、私はリラックス効果のある好きな香りからオイルをブレンドしていただきました。マッサージ後にたっぷり残ったオイルをお土産にいただけるというちょっと嬉しいサービス付きでしたよ。

夕食の低カロリーヘルシーフレンチは前回のほうが感動したような。今回はお魚料理が本当にこれで合ってるのかしら?というくらいに塩気がなくてちょっと残念でした。それ以外はおいしかったし、デザートは前回よりもボリュームアップしていて嬉しかったです♪ (〃∀〃)
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これで約700kcal?? ありがとうございます!


タグ:白浜

2015 夏休み 3日目:白浜 [Travel]

夏休み 3日目、リーガロイヤル 2泊目の朝食はビュッフェスタイルの洋食。ビュッフェでは和食も選べたのですが、この日は昼食と夕食が和食の予定だったので洋食をチョイス。こんな感じでした。…パンが1個ひっくり返ってますが。
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ビュッフェだと私の場合、見た目はだいたいこんな感じになっちゃいますが、お味には大変満足。サラダのレタスがパリっとしてたのには感動しました。早めに行ったからかもしれませんが。あと、レーズンデニッシュもとってもおいしかった。リーガロイヤルの朝食は宣伝どおり間違いなくおいしかったです。
大正解♪ (・∀・)b

朝食後は特急くろしおに乗ってアドベンチャーワールドのある白浜へ。平日の自由席でしたが和歌山駅まではビジネスマンが多いのか、ほぼ満席でしたよ。2年前と同じく山や海を眺めながら白浜に到着~。
12時前に到着する特急だったので、ホテルに荷物を預けて早速ランチ。ランチはガイドブックや食べログを参考にして喜楽さんで熊野路丼(1,450円)をいただきました。
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あら?ピンボケですね。まいっか。「生卵をとろろに溶いて丼にかけて食べてください」とのご説明だったので、何も考えずにまずとろろを全部かけてしまったら、とろろの中からお刺身を探しながら食べることになってしまいました…。そして思ったよりもお刺身は少なめだったようですぐに見当たらなくなり、かなり早い段階でとろろ丼になってしまいましたが、とろろの味付けも好みだったので満足度は高かったです。少なめでしたがお刺身もとってもおいしかったですよ。お刺身定食を食べた友人も満足気でした。やはり白浜はお魚がおいしいね。(・∀・)d

昼食後は白浜観光。まずは一番近いバス停の白浜バスセンターから路線バスに乗って円月島へ。バスセンターという感じではない普通のバス停でしたが、大宮行きの長距離バスもここから出ているようでした。円月島最寄りのバス停の臨海まで行くまでもなくバスに乗るとすぐに円月島は見えてきました。臨海まで行ってしまうと円月島の丸い空洞がむしろ楕円になってしまうようでしたが、心地よい風を受けながら眺める円月島の風景はそれなりに素敵なものでした。夕日の名所とのことですが、ここに夕日が沈むのはさぞかし美しいでしょうね♪
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円月島の次はまた路線バスに乗って三段壁へ。どう見ても安全な柵の内側から写真を撮っていましたが高所恐怖症の友人は全く近寄れず遠くから写真を撮っている私の写真を撮ってました…。おいおい。ヾ(・ω・`;)
高所恐怖症も大変だなぁ。
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三段壁から歩いて千畳敷へ。
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千畳敷は高所恐怖症の友人も大丈夫だったので、友人の大丈夫な範囲でうろうろして、自然が刻んだ歴史を感じてみました。
次はちょっと歩いて崎の湯まで。崎の湯は海に面した露天風呂で写真で見るととても気持ちよさそうですが、今回は外から眺めるだけ。もちろん中がどんな感じかは外からは見えませんけどね。温泉好きの友人は入りたそうだったので「入ってくれば?」と言ってみたら「私が坊主頭の男だったらね」と意味不明なことを言っててウケました。混浴じゃないので女性でも入る人はたくさんいると思うし、男性でも坊主頭の必要はないでしょうに。坊主頭だったらドライヤーが不要だからってことかしらん…。(深く追及せず。)
その後、行幸(みゆき)源泉、牟婁(むろ)の湯などを眺めながら、予定の観光の終点 つくもと足湯へ。
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こういう温泉街での足湯は初めてでしたが気持ちいいですね~。歩き疲れた足にはこれ以上ない休息でした。
写真の看板にも書かれていますが、白浜温泉には天智天皇、持統天皇など古くから歴代の天皇が来られていたことが日本書紀に書かれていると知って驚きました。それだけ泉質もいいということなのでしょうね。歩いて回れる範囲に外湯や足湯が充実していて、温泉好きにはたまらない街だろうな~。とさして温泉には興味のない私は思ったのでした。( ̄▽ ̄;)

この後、ホテルにチェックインして夕食までしばし休憩。ホテルは今回もラフォーレ南紀白浜。前回の印象はイマイチだったのに結局しらら浜から近いという地の利で選んでしまいました。部屋から海が見えるので夕日が沈むのを部屋で鑑賞。今回も美しい夕日をありがとう♪
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お待ちかねの夕食は前回も伺った幸鮨さん。
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早々に予約を入れましたが、予約の時に「どちらから?」というのをちゃんと聞いてくださる。遠方から来られるかたが多いのでしょうね。19時の予約の少し前に伺うと既にカウンターは私たちの席以外満席。お着物姿の女将さんが「お待ちしておりました」と迎えてくださいます。前回と同じおまかせ握り(5,400円)のネタは多分前回とほとんど同じだったけどやっぱりおいしかった。特に鯛がとびっきりおいしかったなぁ。友人は魚はもちろんのこと、たまごのおいしさに驚いていました。そうそう、おいしいお寿司屋さんのたまごはおいしいもんね~。前回もそうだったけど、デザートの巨峰のゼリーにまでちゃんと手がかけられていておいしいのです。お茶は何度も差し替えてくれるし、おトイレにも気配りが行き届いているし、やっぱりおいしいだけじゃなく居心地の良いお寿司屋さんでした。また行きたいです。


タグ:白浜

2015 夏休み 2日目:ユニバーサルスタジオ [Travel]

2日目はユニバーサルスタジオに行ったのですが、その前に「朝食のおいしいホテル」大阪府 3年連続1位の朝食の話を。
1泊目の朝食は和食を選択。なだ万さんの朝食ですよ。事前に写真を見たところではシンプルな旅館の朝食チックだったのでどんなもんかなーと思っていましたが、実際にいただいたのがこちら。
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お味噌汁が映ってなくてびっくりですが、右下にはちゃんとお味噌汁がございました。どうです? 普通の旅館の朝食っぽいですよね、品数少なめの(笑)。しかし、さすがはなだ万、大変おいしゅうございました。白ご飯もお味噌汁も紅鮭も、ひとつひとつがちゃんとおいしかった。千代紙風の小袋にはちりめん山椒が入っていましたが、大変上品なお味でした。見かけがもっと豪華な朝食よりも断然こちらがいいわ。朝から幸せな2日目のスタートでした。

ユニバーサルスタジオには事前にインターネットで予約しておいたホテルの無料直通バスで向かいました。無料直通バスがあるのもリーガロイヤルを選択した理由のひとつ。ユニバーサルスタジオには開園30分くらい前に到着しましたが、バスが到着した駐車場から入口まではかなり遠かった…。そしてチケットは当日買えばいいやと思っていたのですが、雨の平日だったにも関わらず、チケットを買うのに40分もかかってびっくり。ディズニーランドでチケットを買うのにこんなにかかったことないですもん。ユニバーサルスタジオは有料チケットの種類がいろいろあって選択肢が多いので窓口で迷ってる人がいるのかしら。列の進みがとっても遅かったです。チケットは事前に買っておくべきでしたわ。
ようやく入場できたらまずはハリーポッターのウィザーディングワールドに入るための整理券をゲットしなければならずダッシュ。整理券の入手場所も入口から結構遠い。それでも10:10の整理券が取れたので、それまで15分ほど時間つぶし。なんだか時間がとっても無駄に過ぎていきます…(´・ω・`)。
ユニバーサルスタジオジャパンは今回が初めてでしたが、最近行った会社の同僚によると今盛んに宣伝しているハリーポッターのフォービドゥンジャーニーは乗り物酔いするし高いところから落ちるような映像があるので高所恐怖症の人には向かないとか。私は乗り物酔いするし、友人は高所恐怖症。なので乗らなくてもいいかなと思っていたのに、せっかく来たんだし待ち時間次第で…となんだか話の流れが乗る方向になって、待ち時間が90分だったので並べる範囲かなということで酔い止めの薬を飲んで並ぶことになりました。並んでいる間もずっと雨。途中からは屋根のあるところに入れるのですが、驚いたことに最後のほうでまた屋根のない屋外に列が出ることになり、丁度雨も強くなっていて、傘を差しながらもすっかり湿った状態でクーラーの効いた屋内に入ることになり超寒かったっす…。建物の中に入るとスムーズにどんどん進むので、せっかくの建物内のいろいろな造りをじっくり眺められなくて残念でした。そして乗る直前になって荷物をロッカーに預けてくださいとのことでこれから乗る人と乗り終わった人とでごった返したロッカー室へ。空いたロッカーがなかなか見つからなくて友人ともはぐれてしまうし、人だらけでどこへ向かえばいいのかよくわからないし、当然並んでいた順番なんかぐちゃぐちゃ。ロッカー室に入る前に「ロッカーに荷物を預けてください」と書かれたカードを渡されたので、係員さんにとってはそのカードを持っていることがまだ乗っていない人の目印になっているのか、「乗り場はこちらですよ」と誘導されて無事に乗り場の前で友人とも合流できたけれど、もうちょっと何とかならないのかしら…という動線でした。そのうち改善されますように。
とはいえ、アトラクションそのものは非常に楽しかったです。確かに終始激しく揺れるので、酔わない対策としてなるべく体に不要な力を入れないようにして、映像もどちらかというとぼーーーっと眺めるようにしていたところ、酔い止めの薬のおかげかもしれませんが、全く気持ち悪くなることなく無事に生還。ただし、途中のどこかで写真を撮られるのですが、写真売り場で確認してみたところ、アトラクションの疾走感・緊張感からはかけ離れた縁側で日向ぼっこをしているおばあちゃんのように写っていて笑えました。もちろん購入せず(笑)。高所恐怖症の友人は怖そうなところは目をつぶっていて、やはりとても楽しかったとか。ということでいろいろ不満はありましたがやっぱり乗って良かった♪ (・∀・)v 出た頃には230分待ちになっていたので、比較的空いているうちに乗れてラッキーでした。
本当はエリアをもっとゆっくり眺めて回りたかったのだけれど、なんせ人が多いっ。雨でみんな傘を差しているので余計に混んじゃってる。ハリーポッターマニアでもないので早々に退散いたしました。ちょっと残念…。
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既に時間はお昼だったのでハリーポッターのあとはもうランチタイム。ランチはディスカバリーレストランでアジアンカレーをいただきました。「アジアンカレーを頼んでいただいたのでお兄さんが『ナマステ』と言ってくれます」とレジのお姉さんに言われ、カウンターでお兄さんに「ナマステー」と言ってもらいましたが、カレーはタイカレーでした…。サワディーカー。ライスは雑穀米、大きなフライドチキン付きで1,490円。おいしかったです♪
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午後、入ったのはターミネーター2:3-D、バックトゥザフューチャー、シュレック 4Dアドベンチャーの3つ。ターミネーター2では噂に聞いていた綾小路麗華さんに会えて嬉しかったわ。「どこから来たの?」だけであんなに笑わせてもらって満足。アトラクションが始まったらほぼ爆睡しちゃったけど友人は面白かったと言ってました。バックトゥザフューチャーも酔うと聞いていましたが酔い止めのおかげで無事生還。こちらも力を入れないように乗ってたら壁にガンガン頭をぶつけましたけど(-_-;)。3つの中ではシュレックが一番楽しかったかな。ただどれも映像を見ながら振動などの疑似体験なので最後はちょっと飽きてきちゃうかも。雨じゃなければもっとほかのアトラクションも体験できたのでしょうが。雨の日はストリートミュージシャンの人たちも出てないので残念でした。最後のほうは晴れてちょっとだけ見られたのですがあれが最初から見られてたらパークの印象も違ったでしょうね。
結論。雨の日はお勧めできません。酔う乗り物も酔い止め薬を飲んで力を抜いて乗れば大丈夫。体力がなくてお金がある人は有料のExpressチケットを買ったほうがいいかも(高いけど)。

そうなのです。私たち、かなり早い段階でくったくただったのです。15時頃にはもう疲れ切っていて、シュレックを見終わったらそそくさとホテルに帰ってベッドに直行。夕食にどこかに出る気力など全く残っていなかったのでした。で、もともと行きたかったホテル地下に入っている道頓堀今井へ。いただいたのは食べてみたかったきつねうどん。

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おいしかったーーー。疲れ果てた体においしいお出汁が染み渡りました。つるんとしたおうどんと優しい甘さのお揚げ。お店の七味も山椒が効いていてお上品なお出汁によく合いました。このきつねうどんをおいしくいただくために体をくったくたにして来ましたって感じでしたよ。ごちそうさまでした!


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