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西表島に行ってきた! ⑥ [Travel]

楽しい西表島観光も全て終わって、あとはもう帰るだけ。
最終日は早めに石垣島に渡ってランチを食べてから午後の便で帰京する予定です。帰る日のシャトルバスは予約しないといけないので前日フロントに 8:55 のバスの予約に行ったのですが、上原港から船が出ない場合には大原港に向かうことになるので、大原港の場合は 8:15 発のバスになるのだとか。むむむ。朝の40分は大きいですね…。船が上原港から出航するかどうかはフロント前にも掲示されるのですが、朝6時頃に安栄観光のWebサイトに掲載されるのでそれを見るのが一番早いとのこと。なので朝6時に起きて何度も何度もスマホで確認しちゃいましたよ。その日の更新はちょっと遅めでしたが無事に上原港から出航することが確認できたので、安心して朝食に向いました。

運の悪いことに滞在の2日目から修学旅行生が泊まっていて、前日のフロントの男性の話によると「8時まではレストランが混み合うので朝食は 8時過ぎをお勧めしたい」とのことだったのですが、船の時間があるので仕方がありません。なので最後の朝食はテーブルの大部分を男子高校生に占められ、一般客は奥の一部のテーブルに集められての食事となりました。ビュッフェなのでお料理前ももちろん男子高校生だらけです。(´・ω・`)
東京の高校でしたが修学旅行で西表島に来られるなんて羨ましいですね。ロビーに貼り出されていた内容によると(・∀・;)、連日数班に分かれてカヌーやシュノーケリングに行っていたようです。ホテル内が学校のようになっていてこちらとしてはかなり興醒めだったので、できることならこの期間は避けたかったっす。予定していたホテルのアクティビティーツアーの予約が取れなかったのも、どうやらそちらにガイドさんをたくさん取られてしまっていたからではないかとも思われ…。
ですが私の場合、そのおかげで他社さんのツアーに安く参加できて、KITCHEN inabaさんのお弁当を食べられたおかげで最終日の夕食のレストランも決められたので、その点については感謝かな。
由布島のツアーが取れなかったのは修学旅行は関係ないですが、そのおかげで夜のジャングル体験を勧めてもらえて、そのおかげでイリオモテヤマネコに会うことができたので、人生って予定どおりじゃなかったときこそ、何か運があったりしますよね。ってことを改めて感じたのでした。
あーでもやっぱり修学旅行生とは一緒になりたくなかったなー。その高校生たちはとってもお行儀がよかったのでそれで不快なことは何もありませんでしたけど、夏の間も一生懸命働いてようやく取れた休みにご褒美旅行で選んだつもりのホテルが高校生と同じホテル?? って思っちゃいましたもん。他に修学旅行を受け入れられる規模の宿泊施設がないのかなとも思いましたが、西表島まで来てちょっと悲しくなったのでした。

愚痴はさておき。
最後の朝食は気になっていた黒糖カレーを少しいただいてみました。
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朝からカレーなんて人生初じゃないかしらん?? 甘めで紅芋が入っていて私は好きだなーこれ。毎日食べればよかった。ローテーションからいくとこの日は黒糖フレンチトーストじゃなくてオムレツの日かなと思っていましたが、2日連続で黒糖フレンチトーストも出ていたので映ってませんが当然いただきました。男子高校生が前に2人並んでいたのに、シェフさんが私のほうに「先にどうぞ」と渡してくださいました。やはりホテルとしては一般客から不満が出ないように配慮されているのですかね。大人としては順番はちゃんと守るつもりでしたが、おばちゃん先にもらっちゃってごめんねぇ高校生たち。

ホテルニラカナイは星野リゾートから経営が変わってサービスが落ちているなんて口コミもあったので過度な期待はせずに来ましたが、修学旅行生と重なったのが興醒めだった以外は快適でしたよ。個人のスキルだとは思いますが初日のアクティビティデスクのお姉さんの対応が素晴らしかったのは非常に印象が良かったです。
最近のホテルには増えてきていると思いますが、連泊中に掃除やシーツ/タオルの交換が不要の場合には1日につき500円のチケットをいただけました。3泊4日だと2日分。館内で使えるということだったので売店でお土産を買うときに使わせていただきました。
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2日間の自由時間で移動できたのは島の外周の 3分の1程度。まだ大原港近辺にも行けてないのでまた西表島に来るときにはお世話になるかなと思います。次はスパも使ってみようっと。
朝食後、特に混み合うこともなくチェックアウトでき、予定どおりの 8:55 のシャトルバスで出発。フロントスタッフの皆さんが総出で手を振って見送ってくださいました。
ホテルニラカナイ西表島さん、3泊4日大変お世話になりました。
ありがとうございました!

総出で見送られたバスに乗ってほんの 10分程度で上原港に到着。
西表島に到着したときにはすぐにシャトルバスに乗り込んでしまって上原港はあまりよく見ていなかったので、帰りに行ってみるとまるで初めて見る港のようでした(・∀・;)。中に落石やヤマネコ出没などのいろんな注意事項が書き込まれたホワイトボードの地図があったので記念に撮影。帰りに見てもあまり意味がないわけですけど。イリオモテヤマネコには縄張りがあるので一度見かけると同じ場所で見かけやすいのだそうです。なので目撃情報はヤマネコを守っていくためにとても重要なのですね。前夜のガイドさんも報告の必要があるとかで場所と時刻を記録されていました。
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外にもイリオモテヤマネコの掲示板。うん、みんなで守りましょう。
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行きの船で危うく酔いそうになったので、帰りの船は酔い止めを飲んで、席も後ろのほうが酔わないというのでエアコンの利きが弱い後部座席に座って身構えていましたが、行きと違ってほとんど揺れることなく、日向側に座ってしまったのでただ暑くて汗だくの1時間となりました。なんだよー。
あ、船は予定よりも10分以上遅れて到着し遅れて出発したのですが、なんのアナウンスもなかったような。(聞き逃していなければ。) そんなもんなんですね。島の旅はゆっくりとね。
その遅れて到着した船を眺めていたら野菜やら飲料やらの大量の積み荷を次から次へと降ろしてました。こんな風に定期便でこんなにたくさんの商品がお店や施設に運ばれているのですね。台風になると物が入ってこないというニュースを見ることがありますが、やっぱり島の生活は大変そうです。

そうして10時半ごろに石垣島に到着。離島ターミナルからバスターミナルに移動して、コインロッカーに荷物を預けて急いで向かったのがサーターアンダギーのさよ子の店。サーターアンダギーはもともと好きなお菓子なので前回石垣島に来た時にも楽しみにしていたのですが、あいにくお店がお休みで揚げたてを買えなかったのですよね。他のお土産屋さんで 6個入りを売っていたので買って帰ったところとてもおいしかったので、今度はお店で揚げたてを食べてみたかったのでした。到着した時間に出来上がっていたのは、プレーン、グァバ、シナモン、紅芋、バナナの5種類。2個ずつ買って、揚げたてのグァバを食べ歩きしちゃいましたが、まあなんとおいしかったことか。フルーティーなサーターアンダギーなんてあまり味わったことがありませんが、とっても味のバランスがいいのですよね~。前に買った 6個入りにもひとつ驚いた味があったのでこれだったのかな。グァバだけもっと買えばよかった。残りのサーターアンダギーは家で冷凍しておいて自然解凍してからフライパンで温めて食べてますが、やっぱりおいしいです。サーターアンダギー好きにはたまらんですね。早めに石垣島に戻ってよかった♪

ランチはこれまた前回気になっていた食べるラー油で有名な辺銀食堂へ。こちらもとってもおしゃれなお店でびっくり。東京に戻っちゃったかのような雰囲気でした。
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その人気のラー油を使っているという石ラー麻婆丼にしてみましたが、んー、これは好みの味ではなかったかな。オシャレなお店だけど沖縄料理を食べたかった私には選択ミスでした。でも一度は行ってみたかったので満足。雰囲気はバツグンです。

その後、ミナミクロダイの姿を確認するために公設市場に寄ってみましたが、ほとんどお魚が売られていないのですよね。ポスターで確認できましたが時間帯によるのかな? お魚はたくさん捕れるでしょうにちょっと不思議な公設市場でした。
最後に前回同様、宮城菓子店さんで焼きショコラちんすこう、塩せんべいフロランタン、くんぺんなどを購入して石垣島観光も終了。宮城さんのお菓子は空港でも買えるんですけど全部見たい食いしん坊なので。えへへ。

空港バスに乗って空港に向かい無事に帰宅しましたが、バスの中でも、空港に着いてからも、飛行機の中でも、羽田からの電車でも、家に着いてからも、翌日もずーっと爆睡でした。
たっくさん歩いたもんなー。
楽しかったなー西表島。
また行けますように。
イリオモテヤマネコさん、待っててね~。また会おうね~。

神様、今回も楽しい旅をありがとうございましたー!

西表島に行ってきた! ⑤ [Travel]

由布島から路線バスでホテルに戻ったのが17時過ぎ。
この日は20時からホテルのアクティビティ「夜のジャングル体験」に参加するので、それまでに夕食を終えておかなければいけません。部屋に戻って少し休憩して18時になってから決めていたKITCHEN inabaさんに出かけてみました。10月末で繁忙期でもないだろうからと予約もせずに行ったら、入口に「閉店まで予約で満席」とのお知らせが!! ガーーーン。Σ( ̄□ ̄lll) 人気店なのねぇ。ホテルに戻るしかないかと思ったものの、ダメ元でドアを開けて聞いてみたら「カウンターなら」と入れていただけました。よかった♪
入ってみると想像していたよりもずっとおしゃれなお店。そういえば食べログの口コミにもそんな風に書いてあったっけ。メニューを見て迷っていると、お姉さんがおすすめメニューのボードを持って来てくださったので、せっかくなのでその中から島野菜のバーニャカウダと近海魚の唐揚げを頼んでみました。
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島野菜の底のほうには紅芋。もちろんゴーヤも入ってます。モロッコインゲンとオクラは東京でも沖縄産をよく見かけるお野菜たちですね。バーニャカウダソースはちゃんと温かく濃厚でおいしかった!! 大満足。
近海魚は鯛の仲間の味でしたが、甘みがあって少しねっとりしていてとっても唐揚げに合う! 子供のころ母がよく作ってくれたカレイの唐揚げを思い出しましたが、こちらもめっちゃおいしかったです。
「近海魚の唐揚げ」と聞いてまさかこんな大きな一匹がまるごと出てくるとは思っていなかったのでびっくりしていたら、お姉さんが「沖縄ではよく丸のまま揚げるんです」とおっしゃってました。丸ごと揚げるのはグルクンだけじゃないんですねぇ。火の通りがいいように背中側にも深く包丁が入れられていて食べるのにも食べやすかったです。添えられている柑橘類はシークヮーサー。初めてさわりましたが皮が薄くて柔らかくてびっくり。すだちやかぼすのような硬さはなく簡単に絞れました。こんなところでも沖縄を体験♪
帰りにお姉さんに魚の名前を聞いてみたら厨房まで聞きに行ってくださって、「チユ、ミナミクロダイですね。」と教えてくださいました。翌日石垣島の市場に魚のポスターが貼ってあったのでミナミクロダイを確認できました。そうそう、まさにこの形で揚がってました!! 沖縄名は「チユ」と聞こえたのですが、これによると「チン」だったんだな。
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KITCHEN inabaさん、とってもおいしかったです。最後の夕食も満足~。

そうして、いよいよ西表島最後のアクティビティとなってしまうのが「夜のジャングル体験」です。3泊4日なんてあっという間ですね。このツアーを初日に勧めてくださったアクティビティデスクのお姉さんによるとコースは決まっておらず、その日のガイドさんの判断で決まるのだそうな。1時間半で2,200円だし、お子様も3歳から参加できるツアーなので、ジャングル探検とは言っても夜のお散歩程度かなと大きな期待はせずに出かけました。ただ履物は長靴を貸してくださるので足元が汚れるかもしれない場所に行くのは確かなようです。その日の参加者は10人ぐらいだったかな、徒歩ではなくホテルの車に乗ってどこかに向けて出発しました。見ていると路線バスで通った星砂の浜の方向に向かっているようです。ガイドさんからは最初に「みんなで生き物を探しましょう~」と言われたので、車に乗っている間にも何かを見られることがあるようです。夜のジャングル体験となるとお客さんからはやはりイリオモテヤマネコを期待されるようで、ガイドさんの話はそこから自然とイリオモテヤマネコの話へ移っていくのですが、「イリオモテヤマネコを見たことがありますか? とよく聞かれますが見たことは何回もありますよ。でも、このツアーは200回くらいやっていて、これまでにたった 3回だけですね。」なんて話だったので、やっぱりヤマネコさんにはそう簡単に会えないよねーと思っていたのでした。
その日のその道もどうやら 1か月前くらいにその辺でヤマネコを目撃したので、再び出て来るのを期待して通ってくださっていたそうで「ヤマネコに会えなければただの遠回りです」なんて笑っておっしゃってました。あははは。
・・・と、ところが! ところがですよ!!
そんな話をしているところにイリオモテヤマネコが現れてくれたのですよ!!!
щ(゜ロ゜щ)
ガイドさんがすぐに気づいて車を止めて「ヤマネコですよ!」と教えてくださったので立ち上がって前を見ると、車前方の左側の歩道のところに立ち止まっていて、こちらをきょとんと見ていたと思ったら、すぐに車道側に入ってきて側溝のふたの辺りに座って、水を飲んでいたのか何か餌を見つけたのか、しばらくの間そこにじっとしてくれていてくれたのです!! その間にガイドさんが特徴をいろいろと説明してくださったのですが、そう、前夜のやまねこの学校で教わった特徴のまんまでした。胴長短足で尻尾が太くて耳が丸くて耳の後ろが白いのです。ガイドさんも興奮していて「ツアーで見るのはこれが 4度目ですがこんなにゆっくり見るのは初めてです」とおっしゃってました。どうやら大人のちょっと手前の亜成獣らしく「こんなに警戒心がないのは心配」とおっしゃってました。その警戒心のなさのおかげで私たちはゆっくり見られたのだけど本当に事故には遭わないでねヤマネコさん。ゆっくり姿を見せてくれたあと、突然何かに驚いたように道路を横切って反対側に消えて行きました。
ヤマネコを驚かせないためにほぼライトは消していたので写真も動画もうまく撮れなかったのですが、こちらが動画から切り出したあの日のイリオモテヤマネコさん。こんなちっちゃいのをわざわざ載せてすみませんねぇ。証拠画像ですから。記念ですから。ご容赦ください。(・∀・;)

ヤマネコさんその① 側溝のふたに向かって頭を下げて何かしてるところ。
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ヤマネコさんその② 頭部が後ろ向き。ちっちゃいしぼんやりだけど、耳の後ろが白い特徴がわかりますかしら。
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ヤマネコさんその③ 横顔。上の画像から横を向いたところです。
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ヤマネコさんその④ 正面。そしてこちらにお顔を向けてくれたところ。
顔、わっかんね~~~~~。( ̄▽ ̄;)
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こんな残念な画像しか残っていませんが、肉眼ではちゃんと見えましたし、脳裏にもはっきりと焼き付いています。めっちゃかわいかったです。(≧∀≦) あとで会社の猫好きの友人に見せたところ、こんな画像でも尻尾が普通の猫とは全く違うのがわかるとか。太いし普通の猫は座ったときに尻尾がこんな風にはならないのだそうです。
ヤマネコさんがいた時間はおそらく 5分あったかないかぐらいだと思いますが、そのあともしばらくの間、車内は興奮状態でした。ツアーが始まってほんの10分でイリオモテヤマネコが現れるなんてなんという幸運でしょう!!!
ガイドさんは最初にクライマックスが来てしまってツアーの続きの尻すぼみ加減を心配されていましたが、どれだけ尻すぼんでもこれで文句を言う人なんていませんよね。

ヤマネコさんに会えたあとはその遠回りの道を先に進んで行きました。途中で車を止めて「外を見てみてください」と言われて見えたのがヤエヤマホタルの光。蛍を見るのは子供のころ以来で感動しましたが、光っていたのは成虫ではなく幼虫なのだそうで。蛍って幼虫も光るんですね。知りませんでした! (この日 2度目の幼虫でしたが今度は姿は見えず光だけ。ほっっ♪)
そして上原港を過ぎたあたりを少し上ったところにある駐車場に到着。まずはそこで満天の星を鑑賞。辺りに灯りが何もなくて真っ暗な中で見上げた星空のまあ美しかったこと! ホテルの部屋からもよく見えましたけど、真っ暗だとあんなにもクリアに見えるんですね。遮るものの何もない大きな空いっぱいに無数の星がはっきりくっきり広がっていて吸い込まれそうでした。ガイドさんに教えていただいた天の川の様子も肉眼でちゃんとよくわかりましたよ。変な例えですが、まるでプラネタリウムのよう。いや~感動でした。多分これまでの人生で一番美しい星空だったな。

そこからは各自ライトを持って沢のようなところに入って行きました。石がごろごろあって水が流れていてカニがそこここに歩いていて。なるほどこれは長靴必須ですね。暗くて周りがよくわからなかったのですがそこは湿地帯の中とのこと。なのでミナミトビハゼも見られましたよ。カニもミナミトビハゼもどっちかちゅうと夜よりは昼間に見たかったですけど( ̄▽ ̄;)。歩いているときに周りで聞こえていた「ホホッ・・・ホホッ・・・」という鳴き声はリュウキュウコノハズクだったそうです。姿は見えませんでしたがこれは夜ならではの体験ですね。
ということで、確かにイリオモテヤマネコが登場しなかったらクライマックスなしのツアーだったかもしれませんが、星と蛍とコノハズクの鳴き声で私は満足でした。ヤマネコさんに会えなくてもまた行きたいです。

3日目も何もかもが楽しかった!
この日の歩数は21,179歩。この日も歩いたーーーーー!! (≧∀≦)


西表島に行ってきた! ④ [Travel]

3日目は個人で由布島(ゆぶじま)へ。
由布島は西表島近くの小さな島なのですが、遠浅のため水牛車で15分ほどで渡れます。由布島そのものよりも交通手段の水牛車のほうが観光としては人気なのかもしれません。という私も水牛車が海を渡っている写真を見て興味を持ったのですが、今回由布島全体が亜熱帯植物園と知って、植物園好きなもので水牛も植物園も楽しみにしていたのでした。
こちらが初日にアクティビティデスクのお姉さんにいただいた時刻表。路線バスと水牛車の行き帰りの乗り継ぎのいい時間にお姉さんがちゃちゃっと印をつけてくださいました。
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行きはホテル敷地内にあるバス停から10:55の路線バスに乗ると12:15の水牛車に乗れます。帰りは13:30か15:30の水牛車に乗ると14:15か16:20の路線バスでホテルに戻れるとのこと。思ったよりも効率はよろしくないですが、由布島の植物園をゆっくり見て回りたかったので遅いほうで帰ることにしました。ゆっくりしに来たのですから、ゆっくり過ごしましょう。
運賃はこの時刻表裏面の運賃表で確認できるのですが、ホテルから由布島までは片道830円(約60分)なので 1,030円の1日フリーパスがお得。このフリーパスで由布島の水牛車が10% Offにもなるので、出発前にアクティビティデスクで買っておきました。

ということで10:55まではゆっくりできるので、朝食をとる前に 7:15からおめざめマングローブストレッチというホテルの無料アクティビティに参加してみました。この日の参加者は10名ぐらいだったかしら。ロビーに集合してインストラクターのお姉さんに続いてマングローブのビーチまで10分ほど歩きます。朝のビーチは気持ちいいなぁ。こちらがストレッチを行うビーチ。
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ヨガのようにまずは目を閉じて呼吸を整えるところから。その後、徐々に手足を動かしてストレッチをしていくのですが、激しい動きはないものの、その間にも東側のお日様が徐々に高くなっていって日差しも強くなり、うっすら汗をかきました。
足元のぶつぶつは一体なんだろうとストレッチをしながらも気になって注視していたら、それぞれの小さな山の中心あたりにカニ穴があって、ときどき数ミリの透明のカニがせっせと砂団子を運び出していました。調べてみたところ、コメツキガニかしら。砂団子はプランクトンを食べたあとに吐き出した砂なのですね。ものすごい勢いで砂団子を運び出しているカニが1匹いましたが、あのカニさんは朝食の真っ最中だったのだな。
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ストレッチに参加したおかげで行く余裕がなさそうだったビーチにも出られて満足満足。

体が目覚めたあとに朝食です。
前日はシェフがオムレツを作っていた場所がこの日は黒糖フレンチトーストに変わっていたので、迷わずいただいてみたらおいしかったー! 生クリームはお好みで乗せるのですが、フレンチトースト&バナナ&生クリーム&黒蜜を一緒に食べるととってもおいしかったです! おすすめ~。
↓これ、実は 2個目です。えへへ。小さいのでペロっでした。
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朝食後もまだまだ余裕があったのでホテルの写真撮影などして時間潰し。
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ようやく10:55の路線バスに乗って出発です。アクティビティデスクで購入したときにもらった黄色い紙をバスの運転手さんに渡して、1日フリーパスの実物を受け取りました。乗車中、前夜のやまねこの学校で習ったヤマネコ注意の看板やゼブラゾーンが何度も出てきたので、これかーと思いながら乗っていたのでした。知らないより知ってたほうがやっぱり楽しい♪
海を眺めながら県道を1時間ほど走って由布島に渡る水牛車乗り場に到着。チケット売り場でフリーパスを見せて10% Offの1,260円で入園券を購入しました。…入園券?? 由布島の植物園の入園券に水牛車が含まれているのですね。あちらのレストランで入園券を見せるとマンゴージュースをいただけるそうな。水牛車の時間まで10分以上あったので、水牛車乗り場まで先に行って写真を撮っていたら、他のツアー客向けの水牛車に一緒に乗せてくださるとのことで予定より早く乗ることができました。ラッキー♪
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私が乗った水牛車の水牛は爽太くん 5歳。(多分この子↑)
最後尾に乗車したので引いてくれている爽太くんは撮れませんでしたが、遠ざかっていく風景を撮影。
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そして、途中ですれ違う水牛車。
・・・・・あれ? 海が?
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着くころにはこんなことになってました。長靴で歩いて渡れそうですね。
潮位によってはこんなことになるようです。ちょっと思ってたんと違う? (・∀・;) などと思うのも旅はまた楽し。

島に着いたら係の人にレイをかけられ、途中まで案内しまーすと連れて行かれたのが水牛さんとの写真撮影&即売場。なるほど...。(・ω・`;) しかも何やら水牛の角のポーズとハイビスカスのポーズでの 2枚分。若者にはいいでしょうがおばちゃんにはちょっときつかったっす。ちゃんとやりましたけど。満面の笑顔で。水牛さんとの写真は記念に買ってもいいかなーと思いましたが、出来上がった写真の顔があまりにも太っていたので止めときました。
観光ビジネスもいろいろと大変ですよね。お姉さんたちはとっても明るく元気で努力されているな~と心から思いました。なのに買わなくてすみません。私が太っていたばっかりに。

そのあとは自由行動です。植物園を楽しみにしていたものの、島全体に亜熱帯植物がたくさん生えていて時々植物名が表示されているだけだったので、イメージしていた植物園とは違っていました。もっとたくさんの種類の花があって、植物名ももっと表示されてるのを想像していたので、ちょっと残念でしたが、まいっか。亜熱帯の植物を間近で簡単に見られればそれで感謝です。

とりあえず蝶々園から見学。オオゴマダラという蝶の「黄金色の蛹」が見られるというので行ってみました。確かに見たことのない色の蛹でしたが、「黄色」と言ってもいいような…。( ̄▽ ̄;) そして蛹がいるということは近くに幼虫もいて叫び声をあげそうになりました。そうかそうか。そうよね、幼虫もいるわね、そうよね。 油断しました。(←幼虫苦手。)
しかしこの黒と赤の幼虫から黄色…もとい黄金色の蛹になって、白と黒の蝶になるなんて不思議~。オオゴマダラの色素不思議~。成虫のオオゴマダラも園内にいましたが大きくてとっても優雅に飛んでいてうっとりしました。蛹以上に成虫の飛ぶ姿に一見の価値がありましたよ。
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わかりにくいですが蛹の写真。落ちないようにワイヤーで留めてあるようです。色が薄い蛹は羽化後で割れていたので、色の濃い真ん中のやつはまだ羽化してないのかな? きれいな黄(金)色です。蝶の大きさのわりに蛹は小さめなのですね。他の蝶もこんなものなのかな。
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蝶々園の入口前辺りにとっても小さなシジミ蝶もいましたよ。私にはとっても珍しかったのに蝶々園の中に入れてもらえてなくてお気の毒でした。

その後、レストランで昼食。八重山そばの焼きそばにしてみました。素朴な味の焼きそば。あまり期待していなかったのにとっても好みの味でした♪
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遅い便で帰るので時間はたっぷりあります。なのでゆっくり隅から隅まで回りました。ところどころに水牛や他の動物の像が置いてあって記念写真が撮れるようになっていましたよ。方向音痴なものでいつの間にか通った道に戻ってましたが、おそらく2周くらい見て回ったんじゃないかなぁ。
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2周して歩き疲れたので予定よりも早めに西表島側に戻ることに。
帰りの水牛車はちゃんと海の中でしたよ。そうそう、このイメージですよね♪
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時間がたっぷり余ってしまったので、西表島側の水牛車乗り場のバス停で本を読みながら路線バスを待つことに。もう夕方で日射しもなく、心地よい風が吹いていました。スケジュールを詰め込み過ぎて動き回ってばかりの旅が多い私にとっては、旅先の見知らぬバス停で本を読みながらバスを待つというのもなかなかいい経験。
帰りのバスはほとんど貸し切り状態。途中で大きめの鳥がバスの前を横切って街灯に止まったのですが、運転手さんがカンムリワシだよと教えてくださいました。この旅 2度目のカンムリワシ! トレッキングのときよりもはっきり姿を確認できて嬉しかったです。
路線バスの旅もまったりしていいなぁ、うん。


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