SSブログ

ブータンに行ってきた! ③ [Travel]

20130725-1.jpg
ティンプーのホテルはサンバブホテル(Hotel Sambhav)。
ご覧のとおりの小ぢんまりしたホテル。私の部屋は4階でしたが、エレベーターはなく階段のみ。あまり新しい建物ではないようでしたが、リフォームしたてなのか、お部屋は明るくてとってもきれいで、液晶テレビや家庭にあるような洋服ダンス、姿見も置いてありました。ベッドサイドのランプはプラグがコンセントに合わなくて、灯りが点かないのに置いてあったのは御愛嬌?
20130725-2.jpg
お風呂にはちゃんとバスタブがあり、ハンドシャワーもありました。アメニティグッズも石鹸程度と聞いていたのに、シャワージェルとシャンプー、シャワーキャップ、歯ブラシも置いてあって、嬉しい誤算。
20130725-3.jpg
悲しい誤算だったのは、ドライヤーがなかったこと...。フロントにも聞いてみましたが、貸し出し用のドライヤーもありませんでした。
だよね~。アメニティグッズが石鹸程度(だけじゃなかったけど)のホテルにドライヤーはないよね~。そこに気づかず持って行っていなかったので、仕方なくタオルドライだけで寝たら、髪が非常に多いワタクシの場合、翌朝になっても生乾きのままで、早速、風邪気味になってしまって大失敗...。
せっかくの旅行を風邪で台無しにしてはもったいないので、ティンプーのどこかで買おうと思ったのですが、ガイドさんがご親切にもご自分のを貸してくださったので、風邪が悪化することなく元気に過ごせました。感謝~♪
お風呂のお湯はタンク式で、なくなるとお水になってしまうので、お湯が出なくなったら30分ほど待つように言われていたのに、何故か初日に私が入った時間にはあっついお湯しか出なくて、逆にお水が出るようになるまで30分ほど待ちました。(・∀・;) 2日目からは早めに急いで済ませるようにしたら、ちゃんといいお湯加減のシャワーを浴びられました。
お風呂も洗面台もお水の色はずーっと茶色。最初はぎょっと思いましたが、そのうち慣れましたわね。ハードコンタクトレンズの洗浄と歯磨きのうがいは念のためにずっとミネラルウォーターを使ってましたけど。
このホテルに3泊。4階だからか、トイレが流れにくいときがありましたが、快適に過ごせました。お世話になりました。

さて、ブータン2日目はドチュラ峠(標高3,150m)を経由して、ブータンの中では標高が低く(と言っても1300m)暖かいプナカへ移動という高低差の激しい1日。運がよければドチュラ峠でヒマラヤ山脈を眺め、その後、プナカでプナカゾンとチミラカンを見学というスケジュール。
まずはティンプーでブータン最初のゾン、シムトカゾンを遠くから写真撮影。ブータンの白い建築物は緑の山と青い空に映えますなぁ。
20130725-4.jpg
バスで1時間弱行ったところで検問のため停車。停車する客を見込んでか露店が出ているので見学。ぶらさがっている白いものはヤクのチーズ。チーズと言っても、非常に硬くて、短くても30分くらいずっと口の中でなめてるらしいです。どんな味なんでしょね? ツアーのかたの中には買ってみたかたもいらしたようですが、私はそれどころじゃなかったので食べてませんが。
20130725-5.jpg
何故それどころじゃなかったか?
はい。トイレに行きたかったのです。
出発してから1時間も経っていないし、朝食の水分は控えめにしたし、出発前にも何度もトイレに行ったのに。
この日の朝はちょっと肌寒かったのですよね。髪が生乾きだったせいもあったかもしれませんが。トイレが近い私にとって冷えは命取り。いや、命は取られませんけど、トイレに行く間隔が圧倒的に短くなってしまいます。
ツアーの皆さんが悠長にお店を眺めている間、私はひとりそわそわと辺りを見渡しておりました。しかし、見渡す限り、それらしい場所はございません。明らかになさそうにも関わらず、勇気を出して聞いてみましたが、やはり近くにトイレはなく、「青空トイレ」になるとのこと。旅行中にいつかは経験することになる(と旅のしおりに書いてあった)青空トイレですが、いきなりひとりで経験する勇気はまだございませんでした...。ドチュラ峠まではあと15分くらいとのことだったので、必死で我慢。

ドチュラ峠から見えるかもしれないヒマラヤ山脈のことは旅のコースを見たときから楽しみにしていたポイントのひとつ。でも、ガイドさんの説明によると、よく見えるのは1月~2月で、夏の間はまず見えないのだとか。東京から見る富士山と一緒で夏は見えないのね~と完全にあきらめていたのですが、「ドチュラ峠に着きましたよ」と言われた瞬間に、マイクロバスのフロントガラスの前に見える雲の間から、ヒマラヤの山々が頭をのぞかせているではありませんか!! 「おーーー」と声をあげて拍手したのを覚えてますが、バスを降りるなり、「トイレはどこでしょう?」と私...。( ̄▽ ̄;)
本来の予定ではその先のレストハウスが休憩ポイントでしたが、私だけドチュラ峠の公衆トイレに直行。きれいじゃないけど緊急なので、と案内されたトイレでしたが、きれいに掃除されていて全く問題ないものの、どうにもお水が流せない。もたもたして、ようやく皆さんのいるところに戻ったら、なんとヒマラヤ山脈がすっかり雲の向こうに隠れてしまっている!! Σ(TДT|||)
20130724-34.jpg
しかたなく、雲だけの写真を撮りましたわよ。ドチュラ峠には108個の仏塔が建てられているのですが、それも私だけよく見ないままにレストハウスに移動。あーあ、ドライヤーさえ持ってきていれば見逃さずに済んだのに.....。

ドチュラ峠からバスで2~3分移動したレストハウスで休憩タイム。
するとですね、また雲が少し晴れてきて、山のてっぺんがちらちらと見えるようになって来たのですよ! 日ごろの行いがいいから! 私の!!
20130725-6.jpg
望遠で撮るとこんな感じ。写真だと雲だらけですが、肉眼ではもうちょっと見えました。感動しました。
20130725-7.jpg
なんせ私がトイレに行ってた間にガイドさんの説明は終わっていて詳しい話は聞けていないのですが、ブータンで何番目かに高いジジカンプーカン (Jejekangphu Gang, 7190m) が見えていたらしいです。それが私も見られたこの山だったのかどうかは未確認ですが。( ̄▽ ̄;)

ということで、安心してレストハウス内に移動。レストハウスではミルクティーとビスケットが出ましたが、皆さん、お土産屋さん(←撮影禁止)に夢中~。絵葉書や小物もありましたが、かなりお高いものも数多く置いてあって、中でも曼荼羅などのいろいろなタンカ(仏教画)はえらい先生が描かれたものらしく、30cm四方くらいのもので2万円、大きなものは10万円もしてました。Σ(゚д゚lll) それはそれは緻密で美しかったのでかなり魅かれましたが、値段を聞いて引きました...。あとで街中で見たものよりも確かにクォリティーは高かったように思います。見られただけで十分でしたわ。ありがたや、ありがたや。

プナカゾンに着く手前の棚田。白米もありますが、ブータンのお米は赤米が中心だそうです。丘の上にチミラカンの黄色(金色?)の屋根が小~~さく見えてます。
20130725-8.jpg
ポチュとモチュ(父川と母川)の合流するところに建つプナカゾン。
20130725-9.jpg

プナカゾンの続きは次回へ。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。