日本シリーズ 2010

パリーグ 3位のマリーンズがセリーグ首位のドラゴンズを破って日本一。
昨日&一昨日の試合はすーごかった。
すーごかったと言うか、なーーーがかった。
ワタシ的に全く盛り上がってなかった今年の日本シリーズですが、さすがに
マリーンズの日本一が決まるかもしれなかった一昨日の試合はフィギュア
スケート中国大会を録画に回して、野球のほうをライブで見たのだけれど
なんと延長15回、5時間 43分というシリーズ最長の長い長いゲームに
なってしまいました。
しかも結果は引き分け。
見たというよりは流してたというレベルの観戦だったので、先にフィギュアを
見ても十分に追いつけた試合でした。
あまりにも長かったもんで試合終了後に実況のアナウンサーさんが「史上
最年長の...」と 2度も言ってしまったほどのゲームでしたけど、バント失敗、
ダブルプレー、バント失敗、ダブルプレー...とある意味、とても日本シリーズ
らしい緊張感の伝わってくる試合でした。
ゲスト解説が古田&野茂のお二人＋田尾さんだったので、非常に楽しみに
していたのですが、いや～、野茂さんの解説はツボだったなー。
解説として招いているので、当然実況のアナウンサーさんは解説の皆さんに
偏りなく質問を振るし、ピッチャー関連の質問は野茂さんに聞くのですが、
「どうって言われても...」とか「僕は先発だったんで...(中継ぎのことはわかり
ません)」みたいな回答が山盛りで、実にアナウンサー泣かせの解説でした。
でも、そういう不器用なところがなんとも野茂さんらしくて面白かった。
きっといいコメントもたくさんしていたのだと思いますが、なんせ流してたので、
そんなコメントと「史上最年長」しか覚えてないワタシ.....。(・∀・;)

そして昨日の試合も延長戦。
一昨日の「Going」で、江川さんが「ナゴヤドームのマウンドは高いので、
アンダースローの渡辺俊介投手は投げにくいだろう」という話をしていたので、
「ほほう.....φ(･д･｡)」と思っていたら、試合前の解説陣もやはり同様に
マウンドが合うかどうかという話をしていて、皆さんのお話どおりにやはり
渡辺投手には投げにくかったらしく、初回から 3失点。
ドラゴンズ先発の吉見投手も良くなかったのですが、3回で 6－2 となって
しまったので、あー、これはドラゴンズが勝って 8戦目に突入かなーと思って
いたら、追いつかれて勝ち越されて、9回に追いついてまた延長戦。
なーーーがいってば。
ドラゴンズはホーム戦にめっぽう強いと聞いていたので、延長戦は後攻の
ドラゴンズが有利かと思いきや、12回に 1点取られて終了となりました。
マリーンズ選手たちの歓喜の表情の一方で、失点してしまった浅尾投手
の呆然とした表情が切なかったな。
今季は特に敗者に感情移入してしまいますわ。
3位と首位の日本シリーズ。
3位から日本一。
やっぱりなんだか違和感を感じますね。
クライマックスを勝ち抜いて、一番勢いのあるチームどうしの戦いなので、
間違いなく一番面白い試合が見られる組み合わせではあると思いますが、
「日本一」と言われるとやっぱり、そうなの? って思っちゃう。
「クライマックスシリーズ」なら納得できるけど、本当に「日本シリーズ」なの?
.....なーんて違和感はきっとライオンズが 3位から日本一になったときには
感じないのだろうな。
1位のチームに申し訳ない気持ちは感じるでしょうが。

しかし、クライマックスシリーズから通して、内投手、ルーキー清田選手の
活躍には驚きました。マリーンズの選手に限らず、両チームの他の皆さんも
そうなのでしょうが、このお二人は絶対にこのシリーズを通してめちゃくちゃ
成長しましたよね。
ライオンズの若手選手がこの成長の機会を逃したのかと思うと、つくづく
もったいないなー。来年こそは勝ち進みましょうぞ!!
ということで、ついにシーズンが終了。
細川の FA は決定的みたいだけど、ライオンズは新陳代謝に強いチーム
だから、来年は銀ちゃんとウエポンの大成長に期待します。
ホントにホントに来シーズンが待ち遠しいぞ。