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Call Bob

会社の友達の話ですが。
既に iPhone を使っている旦那さんに勧められて、最近ケータイから iPhone に変えたそうで。
iPhone で電話やメールができることさえ知らなかった友達ですが、マニュアルを見ていたら音声で電話がかけられることを知り、その機能は旦那さんの iPhone にはなかったので自慢したくなったようで。
音声で電話をかけるには「『Call Bob』と言う」とマニュアルに書いてあったので、隣りにいる旦那さんにかけるのに「Call Bob」と iPhone に向かって発音良く言ったら、それだけで勝手にどこかにかかっちゃって、ものすごく焦ったけど、初めてかけたもんで、すぐには切りかたもわからず、一体誰にかかってしまったかを見ると、数年前の同窓会で一度会ったときに番号登録したきりのオヌマくんにかかっちゃっていて、相手が出る前に慌てて切ったとかいうなんともマヌケな話。
しかも夜中の12時半に。
私は iPhone でもスマートフォンでもありませんが、彼女が「Call Bob」と口にしたときにすぐその話の先は読めましたが、さすがにBobなんて友達はいないだろうから、誰にもかからなかったんだろうなと思ったのに、オヌマくんにかかっちゃうとはね。
ものすごい空耳アワーだ。
日本語で音声電話ダイヤルしたいときには、正しくは「オヌマくん、電話」とか言うのだそうですが、彼女は「Call Bob」が音声電話のキーワードのようなものだと思ったのだそうな。

この彼女、ワタシ史上最高にそそっかしいので、本当にそう書いてあったのかしらという思いと、翻訳マニュアルに原文の英文がそのまま書いてあるのは何はともあれ不親切過ぎるでしょーという思いと.....要は好奇心からインターネットで iPhone マニュアルを検索してみました。(マニュアル大好き~♪)
そしたら、しっかり書いてありました。
電話のかけかたのひとつとして、「『call bob』と言うか、」と。
その先を読めば、「電話」と言う日本語でのかけかたも出てくるのですが(それでも例文の名前はアルファベット表記の英語名)、彼女と同じように最初の部分を読んで「Call Bob」って言うんだなって思う人は日本中の老若男女の中にもうひとりくらいはいるかもね。
でも、マニュアルによると「電話」って言わないとかからないみたいだから、友達は「Call Bob」のほかにタイミングよく「電話」って単語を口走っちゃったのかしらん...??
しっかし、このマニュアル、「Call Bob」に限らず、英語の例文の多いこと、多いこと。びっくりしました。
特に音声認識の部分に。英語から始まってるのはわかってるけど。
対象は一体、ナニ人なの?
英語ができない日本人はユーザー対象外?
外資系コンピューター会社に勤めていて、自社製品のマニュアルの不親切さにも不信感を持っているもので、こういうところに過敏なのだな。
それが理由で自社製品はうちの親には勧めないけど、iPhone も勧められないわ。
...とケータイも使いこなせない母に iPhone など不要だし、何よりうちの母はマニュアルを一切読まないのであった。わっはっは。
とりあえず、マニュアル好きの私はこの和英混淆マニュアルは読みたくないので、絶対に iPhone は買わないことにしよう。
...今のところはね。

さて、その友達のところには、ご丁寧にオヌマくんから折り返しの電話がかかってしまい、友達はそれも慌てて切ったとか。
オヌマくんには 2度迷惑な話。
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