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GPシリーズファイナル [フィギュアスケート]

ストーブリーグの動きがいろいろあり過ぎて、なんだかいまだにフィギュアスケートモードに切り替わらないままに、グランプリファイナルも終了。
男子シングルと女子シングルはこんな結果となりました。↓↓↓

【男子】
1位 チャン(カナダ)、2位 髙橋大輔、3位 フェルナンデス(スペイン)、
4位 羽生結弦、5位 アボット(アメリカ)、6位 ブレジナ(チェコ)

【女子】
1位 コストナー(イタリア)、2位 鈴木明子、3位 レオノワ(ロシア)、
4位 トゥクタミシェワ(ロシア)、5位 シズニー(アメリカ)

パトリック チャンは地元カナダ開催だったから、優位でもあったとは思いますが、相変わらず強かったですね。
フリーは圧倒的に髙橋くんのほうがよかったと思うのだけれど、ちょっとやそっとのミスじゃ揺るがないのがパトリック チャン。
こればっかりはいたしかたないのでしょうか...。
スケーティングスキルは素人にはわかりにくいところではありますが、昔ジャンプはあまり得意じゃなかったけどスケーティングのうまさに定評があった佐藤有香さんが、圧倒的なジャンプを見せたボナリーに勝ったのを思い出して(←めちゃくちゃおぼろげな記憶だけど...)納得することにしましょうか...。
今回のパトリックもジャンプのミスは目立ったものの、確かによく解説で言われている「一蹴りでのスケートの伸びが違う」ってのは確かに、と思いました。
その技術あってのジャンプであり、ステップであり、なので、そうじゃないスケーティングからのジャンプやステップよりも必然的に全体の評価が高くなるのですかね?
キムヨナさんもものすごいスピードから、そのまま速度が落ちることなくジャンプするのがすごいって話だったし。
テレビではなかなかわかりづらいですが。

しかしながら。
だったとしても。
パトリック チャンも大っ好きだけれども。
やっぱり髙橋くんのフリーのほうがよかったなー。
今年のフリーは彼自身も言っていたように、音楽に活かされるのではなく、音楽を活かす演技。
この境地、髙橋くん以外にそうそう到達できるものじゃないはず。
しかも抑揚の少ないブルース。
アスリートじゃないとできない競技だけど、アスリートであるだけじゃできない演技ですよね。
あれでフリー2位だなんて、もっともっと評価されていい芸術性だと思うわぁ。
まぁそれでも、ショート5位からの2位!
カナダで満員のスタンディングオベーション!
感動でした。(〃∀〃)
フィギュアスケートは自分がどの演技に一番感動したかを最重要視しないと時々やってらんない気持ちになる競技なのであーる。

続いて滑った羽生くんもすごかった!
あれは、17歳になりたての演技じゃないですよね。
髙橋くんほどのダンサーではないと思うけど、表現力は髙橋くんの17歳の頃よりも上なんじゃないかしらん。
インタビューの受け答えは絶対に羽生くんのほうが昔の髙橋くんよりしっかりしてます。(・∀・;)
今回のファイナルには出てませんが、羽生くんのライバル、ガチンスキーの演技を見ると、非常にロシアらしく美しくて衣装もステキで、敵わないわぁと思っちゃうのだけれど、羽生くんを見ると、いやいや全然負けてないし、と思っちゃうのだな。
いいライバルですよね。これからが楽しみな2人です。

女子はもちろん鈴木さんに優勝してほしかったけど、コストナーさんの優勝はそれはそれで嬉しかった。
大柄で美しくて華のあるスケーターですもんね。
なかなかミスのない演技が見られなかったコストナーさんでしたが、去年あたりからようやくメンタルが強くなってきて、ミスが減ってきたような気がします。
そうすると全体の印象もぐっと上がりますわね。完璧な演技をいつも見せてほしいわぁ。
イタリアらしく、いつも衣装もステキだし。今回のフリーの全身タイツのような衣装はあまり好きじゃなかったけれど...。

鈴木さんは去年まではどうしてなかなか点が伸びないんだろうと思う試合が多かったのに、今年はなんだか急に点が伸びるようになった気がするのは気のせいでしょうか? それだけジャッジに認知されてきたということなのか、去年から明らかにまた進化しているのかわかりませんが。
中野友加里さんもそう思うことが多くて、納得な評価ってあまりなかった気がするけど、高得点は各国2人までで、これまで安藤さんについてた点が鈴木さんに回ってくるようになったとか??!! Σ(゚д゚lll) 
なーんて考えが一瞬頭をよぎりましたが、んなわけないか。
レオノワさんもよかったのでちょっとドキドキしましたが、ショート2位から逆転されることなく、銀メダルがとれてよかったです。
シズニーさんが足首を痛めていたのが残念でしたね。彼女が万全だったらもうちょっと女子も盛り上がったでしょうに。

そして、何よりも残念だったのは、真央ちゃんの欠場。
金メダルの可能性は高かったと思いますが、お母さんの容体が悪くなって緊急帰国。直前にカナダからの緊急帰国だなんて、ただごとじゃないんだろうなと思っていたら、その夜には訃報が...。
しかも真央ちゃんは間に合わなかったと....。
21歳で最愛のお母さんとの別れだなんてあまりにも早過ぎますよね。
去年父を亡くした私の経験からも、そう簡単に普通の生活に戻れるものではないと思いますが、来週からの全日本選手権には予定通りに出場するとか。
真央ちゃん、すごいなぁ。強いなぁ。
お母さんと一緒に頑張ってきたスケートだから、スケートに打ち込んでいたいのかも知れませんね。
天国のお母さんが真央ちゃんを守ってくれるのは間違いないですしね。
どうか真央ちゃんが無理をせず、楽しんでスケートができる生活にゆっくり戻れますように。真央ちゃんが本当の笑顔でリンクに戻って来てくれる日を私もゆっくり待つことにします。
真央ちゃんのお母さん、スケートファンからも本当にどうもありがとうございました。今はただただ感謝の気持ちでいっぱいです。


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