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世界体操2011 男子個人総合 [体操]

感動したーーーっ!! (≧∇≦)

今日は東京開催の世界体操、男子個人総合を見に行ってきました。
子供のころから体操が大好きだったわりには人生初の生観戦。
その人生初の生観戦が世界選手権で、しかも日本の内村くんが三連覇するところを見られるなんて、なんて幸せ者なのでしょう...!
チケットは5月のぴあ先行でゲット。お芝居やフィギュアスケートなんかではいつも抽選で外れるのに、今回は第一希望のアリーナ席が取れて、しかも前から2列目!!
会場に着いてみたら、お目当てだった鉄棒からはちょっと遠くて、平行棒と跳馬の間くらい。
でも、始まってみたら、多分アリーナ席の中ではスタンバイする選手たちを一番間近で見られる席だったのではないかな。超ラッキーでした。

個人総合は24人で、1位から順に6人ずつの4グループで回るので、4つの演技が同時進行していきますが、基本的にはグループ1を見ていくことになるのですな。
予選1位の内村くん、4位の山室くん、アメリカの2位オロスコ、3位リーバ、6位のイギリスのプルビス、7位のドイツのボイという面々がグループ1。
個人総合に進めるのは 1ヶ国2人までなので、5位のアメリカのホートンは出られなかったのですね。去年、銅メダルだったのに残念。
私が楽しみにしていたドイツのハンビュヘンもドイツで3番手だったので、個人総合には進めず...。これは本当に残念でした(´;ω;`)。
まだ怪我から完全復帰していないようで。"まだ" なのか、"また" なのかはよくわかりませんが、彼が万全だったら、内村くんといい勝負だと思うんだけどなぁ。ロンドンオリンピックでは万全なハンビュヘンを見られますように。

さて、グループ1はゆかから。私の席からはちょっと遠め。でも平行棒はどのグループもまだ演技していなかったので、目の前の演技で遮られることなく見えました。演技順は山室くんが2番手で、内村くんが5番手。
内村くんのゆかは別格でした。今日の出来はきっと彼の中でもよかったのだと思いますが、着地が全てカンペキ! いやぁ、すーごかった。すごかったわぁ。人間がやっているとは思えない演技でした。あれを生で見られただけで感謝です。

次があん馬。私の席からは一番遠い種目。でも、何をやっているかはちゃんと見えますよ。(・∀・)
山室くんも内村くんも無事に失敗なく終了。
ゆかからあん馬というローテーションだと普通は得点があまり伸びず、グループ1とはいえ他のグループのほうが上位に出るのに、なんと内村くんはこの時点で首位に立っちゃった。選手によって得意種目が違うとはいえ、なんという強さなのだ!?
3種目めのつり輪も私の席からは遠い向こう側。テレビで見るような力強さは残念ながらこの距離では伝わって来ず。(・∀・;)
着地の成功だけを確認して拍手~って感じ。でもやっぱり内村くんは見せ方がうまい気がしましたね。遠いとなおさら。

4種目めが跳馬。跳馬はすぐ近くなのだけど、残念ながら着地は遠い向こう側。演技に入る前の選手の表情などは伺えます。あと着地が決まったか、動いたかもわかる。でも跳馬ならではのダイナミックさを存分に味わえる位置ではなかったな。残念。
跳馬が得意の山室くんはちょいと動いちゃいましたが、内村くんはここでも着地を決めてました。その結果、Dスコアが高い山室くんより、内村くんのほうが点が高かった。跳馬はDスコアが低めでも、確実にEスコアを稼げるほうを選択したほうが賢明なのね。

そして、5種目めがいよいよ平行棒。やって来ました! 内村くんが、山室くんが、イケメンのドイツのボイが目の前に!!
キャーーーーー!! (≧∇≦)
そりゃあもう、大興奮ですよ。本当にこんなに間近で見られるなんて夢のようだ。あー、撮影禁止で残念だったなー。
平行棒の最初の演技者は内村くん。そしたら、選手が跳馬から移動してくる前に、コーチのお二人が走って来て、大急ぎで平行棒の準備を始めていました。平行棒っておそらく一番準備に時間がかかりますよね? 棒の滑り止めの塩梅が選手によって違うのか、それぞれがマイ滑り止めをタッパーみたいな入れ物にに入れて持って来て、前の人のを落としてマイ滑り止めを着けて、みたいな作業をしてるし、棒の間隔も微調整するのか、それぞれのコーチや選手自身が腕の長さや金属の棒を使って計ってる。
その作業を見てるだけでなんか感動しました。
そして内村くんの演技。それまで目の前で下位グループの選手の演技が行われていて、中にはお上手な選手ももちろんいたけれど、やっぱり内村くんの演技は洗練されてた。無駄がない。キレがある。
ってことで一級品、違うか、特級品でした。
選手が間近で見られて嬉しかったので、日本の2人とイケメンのドイツのボイにばかり目をやっていましたが、平行棒ではボイのあのさわやか笑顔が見られず...。演技前は集中してるし、演技後は出来に不満げで...。
生笑顔、見たかったなー。残念でした。

さて、最終種目は鉄棒。
この時点で内村くんダントツの首位、2位が山室くん。
内村くんの首位はともかく、山室くんがこの時点で 2位ってのがすごく嬉しかった。ごめんね、日本人なのにまさか2位とか想像してなくて...。山室くんは鉄棒のイメージがないので、銀メダルが取れるかどうかわからなかったけど、ただただ落下と着地の大きな失敗だけはないことを祈っておりました。
そうしたら、最初の演技者のボイがものすごい演技をしちゃって、その時点の首位に踊り出ちゃった。これは本人も納得満足の大ガッツポーズでした。
あー、あの笑顔を間近で見たかった。
3番手が山室くん。離れ業は少なく、慎重に演技しているように見えました。着地も大きくは乱れずまとめたけど、残念ながらこの時点でボイに追いつけず 2位。
そのまま抜かれることなく最後の最後が内村くん。この時点で点差があったので、1度落下したくらいじゃ金メダルは逃げないから大丈夫、と安心して見ておりましたが、落下しないどころかこれまたすごい演技だった。
完璧な着地の瞬間、拍手の嵐! スタンディングオベーション!!
いや~、鳥肌もんだったなー。いつまでもいつまでも誉めたたえていたい金メダルでした。

全ての演技を見て、内村くんの演技は質が違いました。Eスコアだけで計れないものを見せてもらいました。大会前のインタビューで海外の選手も言ってましたが、内村くんは別格。ホントに格が違いました。
正直言うと、もうちょっと競った試合が見たいけど、内村くんのあまりの完璧さはそれだけで価値がありましたわ。
内村くんは去年ボイと田中理恵ちゃんがもらったエレガンス賞も受賞。
そりゃそうだ。あれ以上、魅了させてくれる選手はいませんわ。
そしてそして、山室くんの銅メダル!! 嬉しい! これは嬉しい!!
今大会を見て、去年と比べて山室くんが成長したなーと思ってましたが、個人総合で銅メダルが取れるほどだったとは正直思ってなくてごめんなさい。きっと何よりも彼自身の自信になりますよね。
内村くんと仲良しの山室くん、いい影響を与えあっているのだろうな。これからの山室くんのますますの飛躍に期待!

今大会で目に止まったのは、鉄棒の落下で途中で終了になってしまったリーバ選手。まだ19歳だっけ。19歳には見えない迫力のあるいい演技をしますね。迫力はあるけど荒くなくて、とっても魅力的。
それと、ボイ選手はもう既に有名ですが、同じドイツで8位に入ったニューエン選手も全部は見てないけどきれいな演技をしてました。ハンビュヘンもいるし、ドイツの体操、好きだなぁ。

明日からは種目別。種目別はスペシャリストたちが出てくるので日本の金メダルは難しいかもしれませんが、何かしらのメダルは取ってくれるんじゃないですかね? 個人的には田中祐典くんの鉄棒に期待してますが、まだ首が万全じゃないかしら。
世界体操もあと2日。楽しみだー!!

あ、会場内は撮影禁止だったので、帰りにゲートとこんなもんを撮って来ました。マネキンが着てるとなんか不気味~~~。( ̄▽ ̄;)
20111014.jpg20111014-2.jpg


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